この日は朝から「3泊4日 プノンペン・アンコール遺跡ツアー」に参加した。ホーチミンからカンボジアのプノンペンへ行き、カンボジア王宮を見学した。陸路で国境を超えるのもなかなかよい経験だった。
- 旅行期間:2012年5月29日~6月8日(10泊)
- 訪問都市 : ホーチミン・プノンペン・シェムリアップ
- 旅行形態 : 個人旅行/母親(シニア)と2人旅
- ツアー:アンコールワット/メコン川クルーズ/カオダイ教・クチトンネル
- 旅行費用 :(お土産代除いて) 約12万円/人
5月31日(木)
ツアーは6:30出発と早いので朝食はいらないとゲストハウスのオーナーに伝えていたが、飲み物だけでも準備してくれるというので断れず6時過ぎに朝食場所へ行くとなんだかんだ用意してくれて結局パンや卵料理など通常の食事がでてきた
ゲストハウスからツアーの集合場所(シンツーリストオフィス前)までは歩いて3分もかからない距離なので朝食後6:20にゲストハウスをでても十分間に合った。シンツーリストは「デタム通り」という安宿がたくさんあることで有名な通りにある。デタム通りとその周辺にはツアーバスを運行するたくさんの旅行会社が密集している。
プノンペン・アンコール遺跡ツアーに参加
ベトナムの大手ツアー会社「The Sinh Tourist(シンツーリスト)」の「3泊4日 プノンペン・アンコール遺跡ツアー」に参加した。
このバスツアーは陸路でホーチミンからカンボジアの首都プノンペンを経由して、アンコール遺跡群の観光拠点であるシェムリアップへ行くというもの。往路はプノンペンで観光も兼ねて1泊、その後シェムリアップに2泊しアンコールワット遺跡群を観光してホーチミンへ戻るという日程。
ツアー料金は1人190ドル(約15,600円)。ツアー料金には、食事、ホテル宿泊費、アンコールワット入場料など4日間の生活に必要なものはすべて含まれている。ツアー料金に含まれていないカンボジアへ入るためのビザ代(手数料込で25ドル)やガイドへのチップ(1日2ドル)などを含めるとトータルで約2万円といったところ。
6:25 シンツーリストオフィスでチェックインをすると、座席番号の書かれたチケットを渡される。オフィス前にとまっているバスに乗り込み指定の席へ座る。後ろの方でなかなか良い席だった。
これがチケット
6:30 ほぼ定刻通りに出発
バスはエアコンがよくきいていて日本のバスと大差ないレベル。韓国Hyundai製。
ツアー参加者はベトナム人が6~7割、残りは中国、香港、ポーランド、インドなど。途中から1日だけ参加する人や観光せずに移動だけの人などもいた。日本人は他にいなかった。
ガイドはベトナム人の30代位の男性で、ベトナム語と英語両方で説明をしてくれた。英語がベトナム訛りなのか若干聞き取りにくかったが、聞けば親切に教えてくれるし、人数確認などはまめにやっていたので安心できた。バスにはガイドのほかにも水を配ったりする助手もいた。
朝食はチキンフォー
8:00 途中、ローカルレストランに寄って「チキンフォー」の朝食
すでにこの日2回目の朝食。前日食べたフォーよりもずっとおいしくて完食。ビーフよりチキンの方があっさりしていて食べやすい
どこのお店にもこんな感じで犬がいて、たいてい寝ている
◆動画:ホーチミンからプノンペンへ移動中のバスの車窓
カンボジアに入国
9:10 カンボジア国境に到着
みんなバスから降りて入国審査を受ける。ビザ手続きは25ドル(20ドルがビザ代、5ドルが手数料)で旅行会社がやってくれた。ガイドブックにはカンボジアビザ取得の際に顔写真が必要と書かれているが、顔写真は不要だった。
たくさんの人でごった返していた
10:30 無事に入国審査も終わり、カンボジア入国
カンボジアの地図
1日目の目的地である首都プノンペンに向かう
途中、川を渡るためバスに乗ったままフェリーへ。車、バイクでぎゅうぎゅう。窓の外には物乞いの人の姿も。
地元レストランでベトナム料理のビュッフェ
13:00 「Tonle Bassac Restaurant」で昼食
店内は団体客(自分たちも団体客であるが)で混雑。ビュッフェで地元料理がたくさんあっておいしかった
地元料理もデザートも充実
ホテルにチェックイン&少し休憩
14:30 プノンペンのホテルに到着(四つ星ホテル)
ホテルで約1時間休憩してから再びバスに乗って観光へ
カンボジア王宮を見学
16:00 「王宮 Royal Palace」に到着
王宮は1866年に当時の首都ウドンからプノンペンに遷都した機に築かれ、その後1919 年シソワット王の時代に黄金色の外観が映える現在のスタイルに再建された。現在はシアヌーク国王の居住地となっている。
ここではベトナム人とそれ以外に分かれて、ベトナム語が分からない人は英語ガイドさんについて王宮の説明を聞きながら王宮内を見学。
即位殿
戴冠式や国王誕生日などの重要な王室行事が行われる場所。そのため予告なしに閉鎖される事もある。事実、この日の午前中は何かの行事があったらしく閉鎖されていたとのこと。
右側の建物が正門。
シルバーパコダ(銀寺) 王室の仏教寺院
王の墓(ストゥーパ)
ストゥーパとよばれる歴代の王族の墓。敷地内に何基もあった。
敷地内にはミニチュアのアンコールワット。本物のアンコールワットに行くというのミニチュアの写真を撮りまくっている人もいた。
17:30 王宮を出てバスで移動
道路の様子
独立記念塔 Independence Monument
(写真なし)
バスの車窓から見えたが、うまくシャッターが押せなかった。塔はあいにく工事中で周囲を覆われて残念な姿であった。
このあとは突然カジノへ連れて行かれ、ここで1時間の自由時間を与えられた。どうやら団体ツアーの立ち寄り場所のようでバスが何台もとまっていた。店内はかなり広くてカジノが行われていた。
外はすぐに公園があったので公園のベンチで座って休憩。他のツアー客もカジノはやらずに外にでてブラブラとしていた。
バイクの後ろに座席をつけて走る「トゥクトゥク」がたくさん走っていた。
ベトナム料理の夕食&ホテルでトラブル発生!
18:40 夕食
ツアー案内には ”眺めの良いレストランの10階で夕食” となっていたが、1階のレストランだった。量は十分だったが、味付けが口に合わないものも結構あった。野菜炒めが無難に一番おいしかった。
夕食後はまっすぐホテルへ戻りこの日のツアーは終了!!
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
部屋に戻るとトラブル発生
冷房をいれても部屋が全然涼しくならない。冷房が故障したみたいでランプが点滅していてどうにもならないのでフロントに連絡して見に来てもらうと、すぐには直らないので部屋のチェンジだと言われる。散らかした荷物を慌てて片づけて違う部屋へ移動。部屋の間取りは同じだった。冷房がないと暑くて耐えられなかったのでとりあえずよかった
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