海外プリペイドカードおすすめ2選

旅行の準備

外貨(ドルやユーロなど)を手に入れるには「現金で両替する」か「カードを使って現地ATMから引き出す」かのどちらかです。以前は「現金を両替する」人が多かったのですが、最近は現地ATMを利用して現地通貨に両替するのが一般的です。海外で現金をたくさん持ち歩くのはリスクが高いのでNG。

となると「カードを使って現地ATMから引き出す」ことになりますが、カードにはクレジットカード、海外プリペイドカード、デビットカード、国際キャッシュカードなど様々な種類があります。いずれも使い方は一緒ですが、手数料が異なります。

一般的には『クレジットカードのキャッシングが一番お得』と言われていますが、これは帰国後すぐに繰り上げ返済の手続きをした場合であって、繰り上げ返済しないと手数料が高くなってしまいます。

クレジットカードでキャッシングするということは借金をすることなので、借りた分のお金が引き落とされるまでの日数分の利息(手数料)がかかってくるためです。たとえば、クレジットカードで1万円をキャッシングして30日後に返済した場合、金利(18%)は約150円です。10万円キャッシングしたら金利は1000円以上になります。

そこでおすすめなのが、繰り上げ返済の手続きなどがなくて手数料も安い「海外プリペイドカード」。海外プリペイドカードは事前に入金した分を使うので繰り上げ返済の必要がありません。また、万一不正利用された場合でも入金した金額以上が使われることはないので被害も最小限で済みます。

海外専用プリペイドカード

海外専用プリペイドカードとは、SUICAのようなもので、事前にチャージ(入金)しておくと、クレジットカードと同じように利用できるプリペイド型のカードです。海外でのショッピングはもちろん、現金が必要なときに現地のATMで引き出すことができます。万一クレジットカードが盗まれたときにはクレジットカード代わりとなります。

海外専用プリペイドカードの特長

  • 多くの通貨で外貨両替店で両替するよりもお得!
  • 使い方はクレジットカードと全く同じ(※)
  • 入金した分以上は利用できないので、不正利用された場合でも被害が限定的
  • 審査がなくて銀行口座不要。学生や無職でも作れる

※ホテルやレンタカーのデポジットには使えません(ホテルの宿泊料金はOK)

海外プリペイドカードは数社から出されていますが、私が使っているのは「マネパカード」と新生銀行グループの「GAICA」の2枚です。手数料はマネパカードのほうが安いのですが、GaicaはATM手数料が無料でチャージが即反映されるなどそれぞれメリット、デメリットがあります。両方とも年会費等は無料なので、いざというときのために両方作っておくのがおすすめです

手数料が安いマネパカード

東証一部上場企業であるマネーパートナーズが発行しているカードです。カードの国際ブランドはMasterCardなのでほとんどの場所で使えます。

特長は手数料が安い&日本国内でも使えることです。例えば、渡航先で米ドルを引き出した場合、銀行での両替手数料が2.75%、クレジットカードの手数料が1.6%程度なのに対して、マネパカードの手数料は0.73%と断然お得です。クレジットカードの半額以下、一般的な外貨両替の最大約95%オフの手数料等コストで利用できます。

さらに大きな特長は、好きなタイミングで両替ができるので、円高になった時に両替しておけば、その後円安になったとしても両替した時点のレートで買い物や現地通貨の調達ができます。円高時に両替しておけばかなりお得なレートで両替できます。

また、使いきれずに余った外貨を空港の両替所などで再両替しようとするとレートが悪くなってしまいますが、マネパカードなら余った外貨を日本国内でお得に利用できます。余った外貨を日本円に再両替する場合の手数料相当額は0円!

発行手数料、年会費無料で、余計な費用は一切発生しないので持っていて損はないカードです。

国内プリペイドカードとしても超おトク!
マネパカードに日本円をチャージすれば、そのまま国内マスターカード加盟店でプリペイドカードとして電子マネー感覚で利用できます。海外旅行時だけでなく普段のお買いものにも使えます。

新生銀行グループのGAICA

為替手数料は3.5~4.0%とマネパカードより高くなってしまいますが、新生銀行が発行する「GAICA(Flex機能付き)」という海外プリペイドカードもおすすめです。発行手数料、年会費は無料です。

このカードの最大のメリットは海外ATMでの引き出し手数料が無料という点です。クレジットカードやマネパカードなど多くのカードは海外ATMから現金を引き出すには毎回手数料が2ドル程度(200円前後)かかります。GAICAはATM手数料が無料なので、海外でこまめに現金をおろす場合にはお得です。私は海外では結構まめに現金を引き出すので、長い旅行ではGaicaを使用しています。

また、新生銀行総合口座があれば、GAICA(Flex機能付き)にチャージされた金額を新生総合口座へ無料で戻すこと(払い戻し)ができるので、外貨が余っても安心です。

新生銀行の外貨預金口座からGaicaにチャージ(チャージ手数料3.5%)することもできるので、新生銀行に口座をもっている人には特におすすめです。外貨へのチャージは手数料3.5%かかりますが、円高時に外貨預金した場合には手数料よりも為替差益でのメリットが大きくなり、お得になります。

チャージなどの操作が分かりやすいというのも特長です。Gaicaのサイトにログインして、チャージ通貨と金額を選ぶだけです。新生銀行の口座から引かれるしくみなので、新生銀行口座に残高があれば簡単にチャージができます。

200ユーロをチャージしたい場合は、こんな感じです↓

Gaicaのチャージは365日24時間即座に反映されます。マネパカードは土日や祝日にチャージしても反映されるのは銀行営業時間なので、余裕をもってチャージしておく必要がありますが、Gaicaはその心配がないのもメリットです。
国内でも使える!
2017年6月より日本国内のVisa加盟店でカードショッピングに使えるようになりました。海外でも国内でもGaicaをお財布代わりにできるので、持っておくと便利な一枚です。

海外専用プリペイドカードを比較

マネパカードGAICAキャッシュパスポート
国際ブランドMasterVISAMaster
年会費無料無料1年利用がないと月150円
為替手数料約0.7%4%4%
入金手数料無料無料1%
海外ATM手数料約2ドル無料約2ドル
国内利用Master加盟店でOK(最大2%還元)Visa加盟店でOK×
年齢制限16歳以上13歳以上なし
詳細・申込みマネパカード海外プリペイドカード GAICAキャッシュパスポート

海外ATMの使い方

使い方はとても簡単

クレジットカードや海外専用プリペイドカードを使って現金をおろすためには、ATMを操作する必要があります。海外でATMを使うのはハードルが高いと感じる人もいるようですが、決して難しいことはありません。日本のATMとほとんど同じです。マネパカードの場合、カードを作ると説明書もついくるのでそれをもっていけば安心です。

こちらの動画がわかりやすいですので確認してみてください。動画はVisaですがMasterなどでも使い方は同じです。

街中でATMはたくさんあるの?

日本の旅行者が行くような都市には、たいてい国際カード対応のATMがあります。よほどの田舎や農村に行かない限りは、簡単に見つけることができます。空港や駅などにも複数設置されています。私がこれまでに旅行した都市ではいずれも簡単にATMを見つけることができました。

たいていの空港ではこのようにATMが複数台設置されているので、大行列になることもありません。旅行者がATMで現地通貨を引き出すのはごく一般的なので利用している人もたくさんいます。この写真はクロアチアのドブロブニク空港で撮影したもの。

街中のATMを利用する際の注意点
日本のATMは銀行やコンビニの中に設置されていますが、海外では建物の壁に設置されていることもあります。壁に設置されているATMの場合、おろしたお金を背後から奪われる危険性があるので、夜間や周りに人がいない状況で利用する場合は十分注意する必要があります。

実際にマネパカードを使ってみた!

(もう少しお待ちください)
次回の旅行のときに実際にマネパカードを使ってATMから現金を引き出すところをカメラに収めて紹介したいと思います。

現地での現金両替は換金率が悪い!?

現地で両替するときは「どこで両替するのが為替レートがよいのか」「手数料はどのくらいかかるのか」などが気になり、それを調べるのも結構面倒です。また、街中の両替所では不当な手数料が上乗せされていたり、金額をごまかされたりすることもあります。さらに空港や駅ではレートがとても悪いところがあるので厄介です。

海外で現金を調達する場合は海外専用プリペイドカードやクレジットカードを使ってATMからおろすのがおすすめです。

参考 ハンガリー旅行のときに調べたレート(手数料込み)

  • 両替所1(東駅):1フォリント=0.5215円(1万円≒19,000フォリント)
  • 両替所2(街中):1フォリント=0.4545円(1万円≒22,000フォリント)
  • マネパカード:1フォリント=0.4425円(1万円≒22,600フォリント)

レートはよい順に、マネパカード> 両替所2(街中)> 両替所1(東駅) でした。

1万円を両替した場合、マネパカードと両替所1(東駅)では3,600フォリント(約1,800円)もの差がありました。もし5万円の両替をした場合は約1万円もの差がでてきます。空港や駅にある両替所は換金率が非常に悪い場合があるので注意が必要です。