午前中は陶芸の街として有名な「バッチャン村」へ路線バスに乗って行ってきた。ハノイからバッチャン村まではツアーを利用するケースが多いが、自力でも意外と簡単に行くことができた
- 2014年12月6日~12月15日
- バッチャン村・ハロン湾・タムコック
- 個人旅行/母親(シニア)と2人旅
- 費用:約10万円/人(お土産代を除く)
市バスでバッチャン村へ行ってきた!
2014年12月12日(金) ハノイ旅行7日目
旧市街から近くてどこに行くのにも便利な立地で、スタッフがみんなとても親切だった。中級ホテルなので日本のビジネスホテルのような感じではあるが、清潔感があって快適にすごせた。朝食バイキングがついて値段もお手頃!
オススメ度
いつものカフェレストランで朝食。店員さんともすっかり顔なじみになって毎日心地よく朝食を食べることができた!
バッチャン村への行き方
1.ツアーを利用する
多くの日本人観光客がツアーを利用してバッチャン村へ行くが、個人で行くのもそれほど大変ではないので、時間に余裕があるのなら個人で行くのが自由度が高くてよいと思う。
完全な個人旅行が不安な場合には、個人旅行を提案してくれるサービスを利用するのもよいかも。
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2.タクシーをチャーターして行く
旧市街からバッチャンまではタクシーで片道約30分。帰りのタクシーがつかまらないこともあるので、バッチャンで買い物する間運転手に待っていてもらうのが安心。
値段は交渉次第だが、往復タクシー代+待ち時間で3千円程度。タクシーはぼったくられる危険性もあるので、多少高くなってもホテルの人にお願いしてタクシーを頼むのが無難に思う。
3.自力で路線バスで行く
今回はたっぷり時間があったので、この方法でバッチャン村まで行ってきた(詳細は以下に記載)。ハノイの「ロンビエンバスターミナル」から路線バス47番に乗ると約40分でバッチャン村に到着する。終点がバッチャン村なので降りそこなう心配もない。個人でも決して難しいということはなかった。値段は片道たったの7,000ドン(約42円)だった。
時間に余裕がある場合は自力で行くことが十分可能であるが、ロンビエンバスターミナルまでの移動時間やバスの待ち時間なども考慮する必要があるため、時間に限りがある場合はツアーを利用するか、タクシーをチャーターするなどして行くのが確実である。
ロンビエン・バスターミナルからバスでバッチャン村へ
ホテルから「ロンビエン・バスターミナル」まではゆっくり歩いて約30分かかった。ドンスアン市場からだと約10分で行ける。
★ロンビエン橋&モザイク壁画
バスターミナルの近くには「ロンビエン橋」がある。フランス統治時代に架けられた橋でハノイで一番古い鉄橋。道路沿いにみえる「モザイク壁画」は長さ数キロに及び、遷都1000年記念ハノイ壁画としてギネスブックに登録された。この壁画はバッチャン村製のタイルでできていて、ベトナムの歴史が描かれている。
★ロンビエン・バスターミナル
バスターミナルといってもそれほど大きいわけではない。
バスを待っている人がたくさんいるので、近くに行けばすぐにバスターミナルだとわかる。
乗り場の案内があるので「47 BAT TRUNG(バッチャン村)」と書かれたところで待っていればよい。
バスは15分おきくらいにあるので少し待っていたら47番バスが来たので乗車。
バスに乗って座席に座っていると、係員さんが運賃を徴収にきた。1人7,000ドン(約42円)と格安だった。お釣りももらえる。
バスに乗ってしばらくすると、ベトナムっぽい音楽♪が車内に流れ出した。途中で乗り降りする人もチラホラいた。
約40分でバッチャン村へ到着!
バチャン村でバッチャン焼き購入&散策
★陶器市場
終点でバスを降り、少し歩くとすぐに陶器市場がある。この旗が目印。
バッチャン焼(Gốm Bát Tràng)は、人口約5,000人の村「バッチャン村」で作られる陶器。現在ではベトナムの名物土産の一つともなっている。14世紀頃から始まったといわれ、600年以上の歴史を持つ。中国陶器の影響を受けながらも、自由でのびのびとした独自の作風を確立している。絵柄も多彩で竹、トンボ、金魚、菊、蓮など職人の技巧の業が垣間見える。
市場には陶器のお店が何十軒もずらっと並んでいる。
観光客がちらほらいたが、それほど多くはなかった。
市場にはトイレもあった。チップは2000ドン(約12円)だった。
陶器市場をでて、外を一周ぶらぶらと歩いてみた
陶器の村だけあって陶器を作っているようなところばかり
陶器の廃棄場?
バナナの木
静かな田舎の村といった感じの雰囲気
こんなに大きい陶器をバイクで運んでいるのには驚いた!
再び陶器市場へ戻り、バッチャン焼きを物色…。
54番の「バッチャン伝統工芸セラミック」というお店が一番よかったのでここでいくつか購入。値切りに挑戦してみたが、ほとんど値切ってはもらえなかった。関西人ならもっと値切れると思う。お店によっては交渉でかなり値切ってもらえるらしい。
買ったもの(鍋敷き、コースター、カップ)
ハノイのノイバイ空港にある複数のお土産屋でもバッチャン焼きが売られていた。バッチャン村に比べると価格は高かったが、どれもデザインや品質がよいものばかりが選ばれていた(バッチャン村で売られているものは塗りむらなどがあるのでよく吟味する必要あり)。バッチャン村では見つけられなかった素敵な絵柄のマグカップがあったのでここで1個買った。空港のバッチャン焼きも意外とオススメ!
2時間程バッチャン村で過ごしたあとは再びバスでハノイへ
ロンビエン・バスターミナル→ドンスアン市場→ホテル
ハノイからのバスが到着した場所へ行くと、ハノイ行きのバスが停車していたので乗りこんで出発待ち。
バッチャン村で買い物をするとこの手提げ袋にいれてもらえる。
バスの車内はこんな感じ(最後列の席から撮影)
帰りの車内ではぐっすりと眠ってしまった
14:40
約40分でロンビエン・バスターミナルに到着。
ホテルへ戻る途中「ドンスアン市場」へ立ち寄ってみた。
★ドンスアン市場
市場でマグネットを1個購入。少し安くしてもらえた。
市場をでてホテルへ向かうが、市場付近はものすごいバイクで歩くのも一苦労!
看板猫?
途中に「ハイランズ・コーヒー(Highlands Coffee)」でバインミー(ベトナム風サンドイッチ)を買ってテイクアウト
ホテルは一応シティビューの部屋だったので、テラスで食べてみた。
ハイランズ・コーヒーのバイン・ミーは安くて美味しい!
人気のベトナム料理店「ニューハンゴン」で夕食
夕食はベトナム料理のお店「ニューハンゴン(Nha Hang Ngon)」へ。地元の人にも観光客にも人気で、安くて美味しいと評判のお店。
おしゃれで清潔なお店
蒸し春巻き
バインセオ
ブンチャーは「ダックキム」で食べたのよりお上品でこっちの方が食べやすかった。
料理はどれもボリュームがあり美味しかった。ビールと料理合計で10ドル(約1200円)とお手頃だった。
会計は40ドルと言われたので40ドルを支払い、念のためレシートを要求したところやたらと時間がかかった。しばらくするとマネジャーみたいな偉い人が出てきて会計ミスがあったとの謝罪があり請求額は10ドルになった。店員が会計をごまかそうとしていた可能性が高い。もしレシートを要求しなければ何も疑わずに40ドル支払うところだった。日本人は騙されやすいので、レシートをもらって明細を確認することを忘れずに!
夕食後は、ホアンキエム湖沿いを歩いてホテルへ
夜のホアンキエム湖
体操をしている女性集団
ホアンキエム湖に浮かぶ「亀の塔」
ハノイ旅行7日目も無事に終了。
コメント
バッチャン村にバスで行ってきました。47Aに乗車してください。47Bは川向こうのバッチャン村につきます。私たちはそれで失敗しました。47B途中下車し歩きます。
ねこさん、コメントありがとうございます。記事に頂いた情報を追加しておきます。47Bは川向かいに到着するとは知りませんでした。ちなみにどれくらい歩くのでしょうか。もしよろしければ教えてください。
グーグルで確認しました。B→Aへは地図で見ると2Kmくらいありそうですね。
私たちが下車した終点は47B – Long Biên đi Kim Lan バッチャン村の範囲外ですね。陶器ショップ等があるバッチャン村は47A – Long Biên đi Bát Tràngですね。
私たちはバッチャン村には行きませんでした。というより行けなかったかな^^。
語学力なしWi-Fiなしガイドブックなしで現地の状況を確認できなかったです。
降りた場所が情報と違うなと感じながら村歩きを体験。休憩所なし、トイレなし、お店なし・・・
これがツアーでない旅の面白さです。良い思い出になりました。
ねこさん、詳しく教えていただきありがとうございます。B→Aは2Km位あるとは結構な距離ですね。バッチャン村に行けなかったのは残念ですが村歩き(笑)もできてよい思い出になりましたね。本当に貴重な情報どうもありがとうございました。