ハノイ5日目は、午前中は古い街並みが保存されている「旧市街」を散策。午後は「シクロ」というベトナムの人力車に乗って市内観光を楽しんだ
- 旅行期間:2014年12月6日 ~ 2014年12月15日(9泊10日)
- 訪問した場所:ハノイ市内・バッチャン村・ハロン湾・タムコック
- 旅行形態:個人旅行/母親(シニア)と2人旅
- 旅行費用:約10万円/人(お土産代を除く)
旅行概要の詳細: ハノイ旅行記【概要&まとめ】
前の記事:ハロン湾1泊2日クルーズツアー2日目
旧市街を散策
2014年12月10日(水) ハノイ旅行5日目
この日の朝食はブュッフェの他にチキンフォーを注文。フォーはあっさりしているので朝からこれだけ食べても余裕
旧市街から近くてどこに行くのにも便利な立地で、スタッフがみんなとても親切だった。中級ホテルなので日本のビジネスホテルのような感じではあるが、清潔感があって快適にすごせた。朝食バイキングがついて値段もお手頃!
オススメ度
朝食後少し休んでからハノイの旧市街観光に出発
旧市街はホテルから歩いてすぐだったので、この日以外にも何度か訪れた。この日は旧市街を歩くのが初めてだったので、通りを間違えて無駄な歩きをしてしまったりしたが、何度か歩いて慣れたらかなりスムーズに歩けるようになった。
朝方は雨がちらついていたので、ホアンキエム湖はモヤがかかってドンヨリとした天気。
ホアンキエム湖の一角にある観光用の「電気自動車」乗り場。約1時間で旧市街を巡ることができる。利用している観光客は意外と多くて街中でよく見かけた。
噴水の向こう側が旧市街の入り口。
旧市街をブラブラと歩いて、ドンスワン市場へ。ぶらぶら歩くといっても、バイクや人が多くて歩くにも結構時間がかかった
★ドンスワン市場
これがドンスワン市場の正面。旧市街入口からゆっくり歩いて15分かからないくらい。
業者の人や買い付けの人など大きな袋を持った人でとにかくゴチャゴチャしていた。
とにかく人が多くてすれ違うのも大変な状況だったので、少し見物して退散
後日訪れたときは、正面から左側にある通りに入ったら、観光客向けのお土産屋さんもあり買い物ができた。このときは正面ではなく横の入り口から入ってしまったので、業者の人が取引するようなものすごくごちゃごちゃしたところに出てしまった。
観光客向けのお店よりは地元の人向けといった感じのお店が多いので、観光気分で見物するのにはよいが買い物をするのにはあまりお勧めできない。後日この市場で少し値切ってお土産を買ったが、街中のお土産屋さんと同等の値段だったので、ものすごく安いというわけではない。街中のお土産屋さんのほうが落ち着いてみれるし、品質もよかったりする。
★ ☆ ★ ☆ ★
ドンスワン市場のあとは、旧市街を再びブラブラ~
奥に見えるのはハノイの鉄道 ホーチミンまで行くには30時間位かかるらしい。
★東河門
ハノイの旧市街を取り囲んでいた城壁の門の中で唯一現存する門。
旧市街をシクロで観光する人も多い
ベトナムでは店先の歩道にプラスチックのイスが置いてあり、みんなそこに座って食事をする。歩道にはこのような椅子やバイクが置いてあるので、歩くのにも時間がかかる!
こんな感じで道路のほうを向きながら食べるのが一般的!
旧市街にたくさんの通りがあり、ここは人通りがあまりない通り。
店番をしている猫を発見
路上で売られているバインミー(ベトナムのサンドイッチ)。これを買う勇気はなかった。
ホアンキエム湖に戻ってきた。朝より天気が少しよくなりモヤがとれた。
ブンチャーで有名な「ダックキム」で昼食
昼食はブンチャーで有名な「ダックキム(Dac Kim)」というお店に行ってみた。ホアンキエム湖から歩いて10分位。
『ブンチャー(Bun Cha)』はハノイの名物料理で、米で作った麺(ブン)を豚肉の入ったつけ汁につけて食べるつけ麺のようなもの。あっさりとしたフォー(Pho)は朝食に、ボリュームのあるブンチャー(Bun Cha)は昼食に食べるのが一般的とのこと。
ダックキムの外観
外の席に座らされそうになったが、中へ行きたそうにしたら2階へ案内された。席に座ると、何も注文しなくてもすぐにブンチャーが出てきた。注文していないのにものすごい量の『揚げ春巻き』も一緒にでてきた。何も言わないと観光客には「ブンチャー&春巻きのセット」が出されるらしい。
麺、肉、春巻き、野菜どれもボリュームがすごくて食べきれなかった。衛生的にもちょっと気になるお店で、ものすごく美味しいというわけでもなかった。ガイドブックにも必ず紹介されていて、レビューでもとても評価が高いので期待していたけど、ちょっと期待外れだった。
値段は1人9万ドン(約530円)。日本人からすると高い金額ではないが、地元の食堂としては少し高め。
こんな感じでおばさんが店先で作っている。
有名店だけあって、昼過ぎでも大混雑!
シクロに乗って市内観光
ハノイ大教会の前を通るとシクロが何台かとまっていたので、値段交渉をしてみた。
シクロはぼったくり被害に遭うことが多いので事前の交渉が大事。事前にホテルでシクロの相場を確認したら、2人で1時間15万ドン(約900円)とのことだった。
シクロのおじさんに値段を確認すると、1人1時間20万ドン(1200円)と言われた。2人だと40万ドン(2,400円)なので、相場の3倍近い値段を吹っかけてきたことになる。2人で1時間10万ドンで交渉してみたが、なかなかOKと言わないので「その値段だったら乗らないよー。」と言って立ち去ろうとすると「OK!OK!」ということになり交渉成立。シクロに乗車!
今回は運よく交渉がうまくいったが、他の人の体験談を読んでいるとぼったくりにあったという話がとても多いので、個人で交渉してシクロに乗る場合は十分注意を!
ちなみにシクロに乗ったのはこれが2回目。
初シクロ乗車の記事はこちら⇒人力自転車「シクロ」に乗ってみた!
シクロのおじさんは英語がほとんど通じないので会話はできなかったが、観光スポットに到着すると知らせてくれた。ただそこが何なのかがわからない場合もあり、とりあえず写真をとってあとでガイドブックで調べた。
★ハンザ市場
昔は市民市場だったが、今はデパート風でショッピングモールになっているらしい。
シクロから撮影 車道を走るので少しスリリング!
少しすると旧市街に入り、午前中にも通った「東河門」がみえてきた!
★東河門
★旧家保存館(87マーマイの家)
ここで降りるように言われた。なんだかよくわからなかったが、中へ入るよう勧めるので建物の中へ行ってみた。
18世紀に建てられた住宅を観光用に保存・公開してある「旧家保存館」だった。マーマイ通り87番にあるので「87マーマイの家」とも呼ばれている。地球の歩き方にも載っていた。
入場料1万ドン(約60円)を払って入場。2階建ての建物で、急な階段を上っていくと住居内を見ることができ、当時のままの家具やベッドなどが展示されていた。
ここで日本人ツアーの人たちに遭遇。リッチな年配の人たち10人位のツアーで、ハロン湾の宿泊がメインのツアーとのことだった。ハノイ滞在中に個人で観光している日本人は何人か見かけたが、団体ツアーに遭遇したのはこのときだけだった。
「旧家保存館」見学後は、再びシクロに乗って市内観光!
たくさんの人がお風呂イスに座っている光景。みんな楽しそうに話をしている。
★ドンスワン市場
午前中に訪れた「ドンスワン市場」。相変わらずこの周辺はたくさんの人で混雑していた。
シクロはとてもゆっくり走ってくれるので、街中をゆっくりと観察できて快適だった。
天秤で野菜を運ぶおばさん
旧市街のあとはホアンキエム湖周辺へ
★オペラハウス
立派な外観。フランス統治時代にパリのオペラ座をモチーフにした建てられた。
しばらく走った後再びホアンキエム湖近くへ戻ってきた。すでに乗車から1時間半が経っていたのでここで降ろしてもらい精算。1時間10万ドンで交渉したので、1時間半で15万ドンを払ったら、20万ドンだと言われた。5万ドン(約300円)多く請求されたが、たいした金額でもなかったので、そのまま20万ドン(約1,200円)を支払った。
最後にシクロのおじさんを記念撮影!
ガイドブックには「シクロはぼったくりのトラブルが多いので乗らない方がよい。」と書かれているが、紙に値段を書くなどして事前交渉すればそれほど怖いものものでもない。シクロからの風景は歩くのとはまた違うので、ハノイでは是非シクロ体験を!
◆ ◇ ◆ ◇
その後ホテルに戻って休憩。
この日の夕飯はホテル近くの定食屋で簡単に済ませた。2日目の夜にも行ったところ。
焼きそばと炒飯で8万ドン(約480円)。味付けもよくてこの値段としては美味しかった。
コメント