ハノイ(2)ホーチミン廟・水上人形劇・足マッサージ

ハノイ

前日はハノイに夜到着して空港からホテルに直行しただけなので、この日がハノイの市内観光初日。午前中はホテルから少し離れた場所にある「ホーチミン廟」に行き、夕方は「水上人形劇」を鑑賞。この日は道に迷ったりして意外と歩いたので最後にマッサージに行って一日を終えた。

ハノイ旅行概要
  • 旅行期間:2014年12月6日 ~ 2014年12月15日(9泊10日)
  • 訪問した場所:ハノイ市内・バッチャン村・ハロン湾・タムコック
  • 旅行形態:個人旅行/母親(シニア)と2人旅
  • 旅行費用:約10万円/人(お土産代を除く)

旅行概要の詳細: ハノイ旅行記【概要&まとめ】
前の記事:羽田空港からベトナム航空でハノイへ

 2014年12月7日(日)曇り 旅行2日目

ホテルの朝食はGood!
朝食はホテルの宿泊料金に含まれており、ホテル前にあるカフェレストランの2Fで。ホテルはオーストラリアの会社が運営していて、レストランもその系列なので欧米風できれいだった。ビュッフェで、毎日少しずつメニューが変わるので10日滞在しても飽きなかった。卵料理やフォーなど温かいメニューは注文してから作って持ってきてくれるスタイルだった。

 ハノイで泊まったホテル 
アルティザン レイクビュー ホテル(Artisan Lakeview Hotel)
旧市街から近くてどこに行くのにも便利な立地で、スタッフがみんなとても親切だった。中級ホテルなので日本のビジネスホテルのような感じではあるが、清潔感があって快適にすごせた。朝食バイキングがついて値段もお手頃!
オススメ度 star2 star2 star2 star2 star2

外の席は通りの様子がよく見えて、地元の人たちの生活ぶりが見れてとてもよかった。滞在中はほとんど毎日この席で朝食を食べた

右側にあるのが滞在したホテル

ホテル前の通り。賑やかな通りから1本入ったところにあるので騒がしくなかった。

天秤でモノを売る人。街にはこのような人が結構たくさんいた。

ホテルから歩いてホーチミン廟へ

9:00 ホテルを出発。歩いてホーチミン廟へ

ホテルのあるホアンキエム湖エリアからホーチミン廟は少し離れているので歩くと30分近くかかる。入口がわかりにくく、迷う可能性もあるため、歩くのが嫌な人や時間に余裕のない人はタクシーで行くのが無難である。ベトナムのタクシーは日本にくらべるとかなり安い。

★「路上ドーナツ」でぼられる!
ハノイ観光初日ということもあり、地図を広げながら道を探しているとドーナツ売りのお姉さんが親切に道を教えてくれた。そしてそのついでにドーナツを買うことになってしまった。全部で8個くらいのドーナツをビニール袋にいれてくれて5万ドン(約300円)だった。現地の相場からするとものすごい高い値段だったということにあとで気づいた。おそらく10倍くらいの値段で買わされた

笑顔で写真撮影にも応じてくれた「路上ドーナツ売り」の現地女性

このときはお腹いっぱいだったので、お昼過ぎにドーナツを食べてみたが、驚くほどにまずかった!

日本の揚げパンみたいに見えるが、食感はちょっとねっちりしていて甘さも中途半端だった。買ってから食べるまでに時間がたっていたことも影響したのかもしれないが、こんなに不味いドーナツを食べたのは初めての経験だった。

路上ではお風呂イスのようなプラスチック椅子に座ってフォーを食べている人がたくさん!

ベトナム人は外で食べるのが相当好きらしく、路上で食べている人がとても多かった。

真鍋かをりさんは初めてのベトナムひとり旅で、お風呂イスに座って路上フォーを食べたというのである意味スゴイ! ここで食べる勇気はなかった。

オススメ本!
世界をひとりで歩いてみた――女30にして旅に目覚める
眞鍋 かをり
祥伝社
売り上げランキング: 6,698

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眞鍋かをりさんのひとり旅での数々のエピソードが面白く書かれている本でベトナムひとり旅のことも書かれている。ホーチミンの空港でぼったくりタクシーにあったことやバイクタクシーに初挑戦したことなども書かれていてとても楽しめる一冊!!

線路のすぐ横に家が立ち並ぶ

★国旗掲揚塔
軍事歴史博物館の屋外敷地にある「国旗掲揚塔」。後日近くに行ってみたら、戦争で実際に使われた戦闘機や戦車などが展示されていた。

★レーニン像
軍事歴史博物館の向い側に公園があり、そこにレーニン像が立っている。公園は現地の人の憩いの場所のような感じで、バドミントンで遊んでいる家族などがいた。

「ホーチミン廟」でホー・チ・ミンの遺体と対面

レーニン像のある公園から10分程歩いて、ホーチミン廟に到着したが、入口はぐるっとまわったところにあり、さらに歩いてようやく入口に到着!

まず荷物検査があり、まだ封を開けていない新しいペットボトルの水を没収された。またカメラを肩からかけていたら専用の袋に入れるように言われた。カメラをカバンに入れていた人は何も言われなかったので、カバンにいれておくべきだった。こんなにセキュリティが厳しいとは思わなかった。

みんなが歩いて行く方向に歩いて行くと、カメラを預ける場所があり、そこでカメラを預けた。

その後どこへ向かっているのかよくわからないまま、みんなのあとをついて行くと、ホーチミン廟の建物に到着。建物の入り口や内部には白い服を着た軍人が何人も立っていてかなりの厳戒態勢。

中はひんやりとして薄暗くなっていて、私語厳禁。列にそって奥の部屋に入ると、そこには本物のホー・チ・ミンの遺体が安置されていた。蝋人形と間違えるくらい遺体の状態はよかった。顔もとてもきれいな状態で、眠っているかのようだった。この遺体処理技術はすごいと思った。遺体の周りをゆっくりと一周する間に少し立ち止まったら注意された。立ち止まってはいけなかったのだ。

建物からでたあとにカメラを引き取り、その後は写真撮影OK。

この四角い大理石の建物の中にホー・チ・ミンの遺体が安置されている。

一柱寺&文廟

ホーチミン廟を見学したあとは、ホーチミン廟のすぐ近くにあるという「一柱寺(いっちゅうじ)」へ行くことにした。本来ならホーチミン廟から一柱寺までは5分位でいくはずだが、やたらと道を間違えてしまい、30分位かかってようやく一柱寺に到着した。ここでかなり体力を消耗して疲労感がでた。

一本柱で支えられているので「一柱寺」と言われる。お寺自体はとても小さいが、歴史がありハノイの有名スポットになっている。現地の人は子宝を授かるために参拝に来るとのこと。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆

その後はタンロン遺跡に行くつもりだったが、地図を読み間違えて何故か「文廟(孔子廟)」へ来てしまった。「文廟」は、ベトナムで最初に作られた大学で、孔子が祭られている。ここは人気スポットらしく現地の人がたくさん訪れていた。

お昼を過ぎており、お腹もすいていたし15時には水上人形劇を予約してあったので「文廟」の中へは入らず入口で写真撮影のみ。

人力自転車「シクロ」に乗ってみた!

この時点で結構歩き疲れていたので、ホテルまで「シクロ」に乗ってみることにした。「シクロ」とはベトナムの人力自転車で、ハノイの街中にはたくさんのシクロが走っている。ホーチミンのシクロは1人乗りだが、ハノイのシクロは2人で乗ることができる。

ガイドブックには「シクロはぼったくり被害が頻発しトラブルになるケースが多いので乗らない方がよい。乗りたい場合はシクロの観光ツアーを利用するのがよい」と書かれていたが、思い切ってシクロのおじさんをみつけて値段交渉してみた。最初は1人10万ドン(約600円)と言われたが、少しの交渉で2人で5万ドン(約300円)になった。

今回は運よく交渉がうまくいったが、他の人の体験談を読んでいるとぼったくりにあったという話がとても多いので、個人で交渉してシクロに乗る場合は十分注意する必要がある。価格交渉が不安だという場合は観光用のシクロを利用するなどの手もある。

シクロのおじさん

シクロから撮影。バイクなどと同じ道を走るので少し怖い!

これが乗車したシクロ。座席が広いので女性なら2人で乗ることができる。

後日もう1回シクロに乗った(その時の様子はこちらの記事⇒旧市街を散策&シクロに乗って市内観光!)。そのときは旧市街などを1時間半かけてゆっくりとシクロで観光した。旧市街はバイクや人が多くて歩きにくいので、シクロに乗って観光するはとてもオススメである。

一旦ホテルへ戻り、昼食へ。

「鶏おこわ」のお店でランチ

お昼は「るるぶ」に紹介されていた『カフェ29』という食堂へ行ってみた。地元で人気の「鶏おこわ」のお店。ホテルから1分もかからないところにあった。

周りは地元の人だけで観光客はいなかった。何も注文しなくてもすぐに「鶏おこわ」とスープが運ばれてきた。日本人の口に合っていて、美味しかった。しかも1人前3万ドン(約180円)と格安だった。

こんな感じのローカル色の強いとても小さなお店。

水上人形劇を鑑賞

昼食後は、滞在先ホテルから歩いてすぐのところにある「ホアンキエム湖」周辺を少し歩いて、水上人形劇の時間になるまで湖のベンチで休憩。

★ホアンキエム湖
この日は天気がイマイチだったが、晴れた日にはもっと美しい。

「水上人形劇」はベトナムの伝統的な人形劇。前回ホーチミンで鑑賞したので今回は見る予定はなかったが、ホテルの長期滞在特典として無料でチケットがもらえたので見ることになった。ちなみにチケットは一番よい席でも500円程度。

「タンロン水上人形劇場」はホアンキエム湖のすぐ横にある。開演の20分位前に行くと外にはたくさんの人で行列ができていた。1日に5回位あるが、当日チケットはたいてい売り切れてしまうらしい。このときも席は満席だった。絶対に鑑賞したい場合は、事前にチケットを購入しておいたほうがよさそう。

動きがコミカルで面白かった。が、疲れていたので半分くらい寝てしまった眠い (睡眠)

最後に人形を操作している人たちがでてきて終了。上演時間は約1時間。

ハノイ大教会&足マッサージ

水上人形劇を鑑賞後は10分程歩いて「セント・ジョセフ教会(ハノイ大教会)」へ。パリのノートルダム教会を手本に1886年に完成し、ハノイで一番大きい教会。

外観は黒ずんでいる。これは湿気の為に黒カビが生えてしまったらしい。

日曜日でミサが行われていた。後日来た時には扉は閉まっていて中には入れなかった。

教会を少し見学した後は、ハノイ大教会の近くにある「an Xuan Massage(ヴァン スアン マッサージ)」へ。このマッサージ店はガイドブックにもよく紹介されている有名店。日本人利用者が多いようで、同じ部屋で日本人男性3名がマッサージを受けていた。

価格が手頃で足マッサージ70分が10万ドン(約600円)。しかしチップ5万ドン(約300円)以上を払うように言われたので、チップ5万ドンを支払って合計15万ドン(約900円)。チップを払ってもお手頃だった。足マッサージといっても、しっかりと全身やってくれてかなり気持ちよかった。

ハノイ市内観光まとめ

・「ホーチミン廟」はホアンキエム湖や旧市街から離れたところにあり歩くと結構疲れた。
・「水上人形劇」はコミカルで面白かった。
・「シクロ」は乗る前に交渉したらぼったくられずに済んだ。
・治安の悪さは感じなかった。

ハノイ市内は日程に余裕があれば徒歩やタクシーで個人でも十分に観光することができる。しかし、ハノイの観光スポットは微妙に離れていたり、入口がわかりにくくて迷うなどして意外と時間がかかった。ハノイの主な観光スポットを回るなら最低2日はあったほうが無難。

短期間で効率よくまわりたい場合はツアーという選択肢もある。

夕食は地元の食堂で

この日は歩いて疲れたので、ガイドブックに載っているお店に行く気力もなく、夕食はホテル近くで見つけた地元の食堂風レストランで済ませることにした。観光客はいなかったが地元の人が結構入っていた。チキンフォーと炒飯を頼んだが(2品で7万ドン:約420円)、どちらも美味しかった。

翌日は「1泊2日ハロン湾ツアー」に参加するため、真っ直ぐホテルに帰り早めに就寝

コメント

  1. テツ より:

    大変分かりやすく参考になります!
    只今ハノイにいます。5泊6日の4日目です。ハロン湾に本日行く予定でしたが、悪天候でまさかのキャンセル。途方にくれてカフェで珈琲飲んでおります。とりあえずバスに乗ってバチャンに向かいます。

    • Blotra(管理人) より:

      テツさん、コメントありがとうございます。ハロン湾キャンセルとは残念でしたね。翌日に延期されたのでしょうか?
      ハノイは何日いても飽きずに楽しめると思いますので、残りのご旅行楽しんでください!

      • テツ より:

        返金不可のホテルを予約してしまっていたので今回は断念しました〜。空いた時間でゆっくり街巡りを楽しみます( ´ ▽ ` )ノ

        • Blotra(管理人) より:

          そうだったんですね。旅にハプニングはつきものなので仕方ないですね。是非街歩き楽しんでください!
          シクロもおすすめですよ。

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