中欧(3)ブダペスト(中央市場・聖イシュトヴァーン大聖堂・国会議事堂)

中欧

翌日は朝からウィーンへ移動のため、この日がブダペスト最終日。中央市場でお土産を買ったり、国会議事堂内の見学ツアーに参加したりしてブダペスト最終日を満喫した

中欧&ギリシャ旅行概要
  • 旅行期間:2015年3月15日(日)~ 2015年4月4日(土)18泊21日
  • 中欧:ブダペスト→ウィーン→チェスキー・クロムロフ→プラハ
  • ギリシャ:サントリーニ島→アテネ
  • 旅行形態:個人旅行/母親(シニア・体力あり)との2人旅
  • 旅行費用:約22万円/人(お土産代を除く)

旅行概要の詳細: 中欧4か国&ギリシャ旅行記【概要&まとめ】
前の記事: ブダペスト観光(王宮の丘・ドナウ川クルーズ)

2015年3月18日(水)晴れ 旅行4日目
アパートで朝食。前日に買ったパン(巨大なプレッツェル?)は想像以上に大きくて2人で3個は多すぎた。岩塩がたっぷりかかっていて落とさないとしょっぱかった。

アパートに滞在するならAirbnb
今回ブタペストではホテルではなくアパートに滞在した。アパートは現地で暮らすように旅ができて、しかもお得だった(このときは1人1泊2,000円)!
詳細はこちらの記事を参考⇒Airbnbとは

国会議事堂の見学チケットを購入

9時過ぎにアパート出発

国会議事堂内部に入るためには見学ツアーに参加しなければならないとのことで、見学ツアーのチケット売り場へ向かった。

国会議事堂の外観

日本語のガイドツアーはなかったので英語のガイドツアーに参加。午前中のツアーはすでに売り切れだった。午後のチケットに空きがあったので15時のチケットを購入。シーズンオフでこの人気なので、スケジュールに余裕がない場合は事前に予約しておくのが無難。

チケットはガイドブックよりも値上がりしていて5200Ft(約2,400円)だった。

中央市場でおみやげ購入

地下鉄3番線(M3)Ferenciek tere 駅で下車。ここから中央市場までは歩いて10分程だけど、駅前からはたくさんのトラムが出ていたのでトラムに乗ってみた。1~2分待てばトラムが来るので歩くよりも楽!

47, 48, 49番トラムで1駅目(Fővám tér 駅)で降りるとすぐ目の前が中央市場。

中央市場のすぐそばにはドナウ川にかかる緑色の「自由橋」がみえる。

中央市場の外観はとてもゴージャス。「ジョルナイ」というハンガリーの陶磁器ブランド製タイルで装飾されている。

市場はとても広い。みているだけでも結構楽しめる!

1階は八百屋、肉屋、パン屋、チーズ、パプリカなどの食料品。2階はフードコートと民芸品をメインとするお土産屋さんがたくさん並んでいる。1階は地元の人も普通に買い物に来ている感じで、2階は観光客向けといった感じ。両替所もあり良心的なレートだったが、お昼には人がいなくなり閉まっていた。

この八百屋でミカンを少し(小8個位)購入。少量でも量り売りで売ってくれた。

肉屋さん

パン屋にたくさん売られていた筒状のパンを購入してその場で食べてみた。甘いものだと想像していたら、中にクリームチーズのようなものがずっしりと入っていて甘くなかった。見た目よりもあっさりとしていて美味しかった。

2階のフードコートでは指さしで買ってその場で食べることができる。

市場内は清潔で広々としているので落ち着いてみることができる。お土産は種類が多くて価格も手頃だったので、ハンガリーのお土産はほとんどをここで購入した。Tシャツ、刺しゅう製品、置物、マグネットなど一通り揃っていて種類も豊富。ブダペストでお土産を探すなら中央市場はとてもオススメ!

ブダペストで買ったお土産

世界一美しいマクドナルドへ行ってみた!

ブダペストの西駅にあるマクドナルドは「世界一美しいマクドナルド」として評判。なのでとりあえず行ってみた!

国鉄の西駅に隣接している

入口を真っすぐ進んで半地下のところに注文カウンターがある。

内部は天井が高く広々していた。

庶民的な商品は普通のマクドナルドと同じ。

トイレを使うには入口にいるおばさんにお金を払う必要があるが、レシートを見せれば無料で利用できる!

こののマクドナルドはエッフェル塔を建てた建築家ギュスターブ・エッフェル氏の作ということもあって、世界一美しいマクドナルドと言われている。確かに美しかったが、時間に余裕がない場合はわざわざ行くほどでもないといった感じ。でも、無料Wifiがあり、気楽で落ち着ける空間なので観光の合い間にのんびりとするにはとてもオススメの場所!

聖イシュトヴァーン大聖堂:鐘楼塔の展望台

マクドナルドで1時間程くつろいだあとは、「聖イシュトヴァーン大聖堂(Szent Istvan Bazilika)」の展望台へ。メトロ1号線(M1)のバイチ・ジリンスキー・ウート(Bajcsy Zsilinszky ut)駅で下車して徒歩約5分。駅から周囲を見渡すと大聖堂がみえるのでその方向に向かっていくと着く。

聖イシュトヴァーン大聖堂は、ハンガリー国会議事堂と並んで、ブダペストで最も高い建造物で、ハンガリー建国1000年を記念して建てられた。

ブダペスト最大の大聖堂だけあってとても大きかった!

展望台にのぼるには入場料500Ft(約250円)が必要。しかし、この日が最終日と言うことでフォリントが不足…。ユーロではダメだと言われて唖然としたが、聖堂前に両替所がありフォリントを調達してチケットを購入できた!

フォリントに両替後チケット購入

まずはエレベータに乗って中間地点までいく。ここから右側に行くとエレベータ、左側に行くと階段になっている。行きはエレベータ、帰りは階段を使った。

階段はそれなりにあるので上りはエレベータが無難!

塔からの眺めはブダペスト中心部を一望できてなかなかよかった!

この大聖堂は聖遺物箱に収められた「聖なる右手(イシュトヴァーン1世の右手のミイラ)」が有名。このときは国会議事堂ツアーの時間が迫っており余裕がなかったので聖堂内には入らなかった。

聖イシュトヴァーン大聖堂正面の通りは飲食店などが並んでおしゃれな感じ。

国会議事堂まではトラムで。トラムはすぐに乗り降りができるので地下鉄よりも便利!

国会議事堂内部を見学

15時からの英語ツアーに申し込んであったので15分位前に到着。イタリア語ツアーやドイツ語ツアーなどツアーはかなり頻繁に行われているため、入口付近はたくさんの人でごたついていた。

まず荷物検査とセキュリティチェックを受ける。これがかなり厳重で、やたらと時間のかかっている人もいた。ここまで厳しくする必要もないと思っていたが、最近はテロも多いのでこれくらいやってもらったほうが安心かもしれない。

★ハンガリーの国会議事堂
ドナウ川に沿って建ち、長さ268m、奥行き118m、高さ96mのドームを載せた同国最大の建物で、完成までに17年を要した。外観はウィーンの王宮にも引けをとらない華麗さを表現し、ドナウ川からの景観はハンガリー人の威信を示そうとする美しさがある。内部は国内外から取り寄せた大理石に金張りを施したアーチやヴォールト、ドームで構成されている。ハンガリー近代化の出発点ともいわれる。

★ツアースタート
女性のガイドさんが先頭を歩き、その後ろをツアー参加者(40人位)がぞろぞろとついて行き、所どころでガイドさんの説明を受けるといった流れ。ツアーは1時間弱。このときは日本人は他におらず、欧米系が多かった!

外観だけでなくて内部も豪華だった!

写真撮影はOKなエリアとNGのエリアがあった。王冠が置いてある一番の見どころの部屋は残念ながら撮影禁止だった。

廊下の窓をのぞくとすぐ前にはドナウ川

ツアーの最後の部屋には模型があり、見学した部屋の位置が確認できてわかりやすかった。

ブダペストの国会議事堂は外観も美しいけど内部も豪華で見ごたえがあるので、時間に余裕があれば是非見学ツアーを!!

ハンガリー風クレープ「パラチンタ」を食べてみた

地球の歩き方に乗っていたパラチンタ専門店「ナジ パラチンターゾーヤ(Nagyi Palacsintazoja)」というお店へ行ってみた。24時間営業。

地下鉄2号線(M2)バッチャーニ・テール駅の目の前にある。

レジで注文して作ってもらい、好きな席で食べるといったスタイル。メニューがよくわからなかったので、オススメのを作ってもらった。お店の人は親切だった。

これ2つで600HUF(約300円)。甘くて美味しかった!

店内の様子。2階席は満席だった。観光客よりは地元の人が多い感じだった。

再び「漁夫の砦」へ

パラチンタを食べた後は、前日に訪れた「漁夫の砦」まで歩いて行ってみることにした。

歩いている途中にあった美しい教会

夕方の国会議事堂も美しかった!

漁夫の砦までは近いように思えたけど、坂道があったりして予想以上に疲れた

裏口の階段から「漁夫の砦」に到着!

「漁夫の砦」からはブダペストが一望できて最高!

その後ベンチに座ってしばらく休憩してからアパートへ戻ることにした。

バスのハプニングでクタクタに!

バスに乗ってくさり橋を渡っていると様子がおかしいことに気付いた。くさり橋を渡るのにやたらと時間がかかり、しかもバスの後ろをみると車が一台もいない。どうやらこのバスを最後にくさり橋が閉鎖された模様。原因は不明。

バスの終点まで行ってそこから地下鉄にのる予定だったが、バス内はざわついていて途中でみんなが降りたので、わけもわからずそこで降りることになった。そこから再びバスに乗ったが、乗るバスを間違えてしまい再びドナウ川を渡ってブタ川に行ってしまった

どこで降りたらよいかわからなかったが、人がたくさん降りたバス停で降りることにした。日が落ちてそこがどこなのかもよくわからなくて不安になったが、近くにいた女性に地下鉄駅までの行き方を尋ねたらその人がとても親切で行き方を教えてくれた。

再びバスに乗ってドナウ川を渡った。くさり橋が閉鎖された影響で遠回りした上に渋滞もおきていてだいぶ時間がかかった。1時間以上かかってなんとか「デアーク・フェレンツ広場 (Deák Ferenc tér)」駅に到着。 そこから地下鉄で無事にアパートに戻ることができた。

ハンガリー最後の夜はハンガリー料理を食べようと思っていたが、バスで疲れ果ててしまったため、帰りに地下鉄構内で売っていたピザを購入してアパートで食べることになった。

クタクタだったこともありピザがやたらと美味しく感じた。

この日がブダペスト最後の夜。翌日は鉄道でウィーンへ移動電車

コメント

タイトルとURLをコピーしました