ベトナム・カンボジア(9)カオダイ教・クチトンネル1日ツアー

ホーチミン・カンボジア

シンツーリストの「カオダイ教・クチトンネル1日ツアー」に参加。午前中にカオダイ教総本山の寺院へ行き、カオダイ教の礼拝を見学。少し不思議なところだった。

午後はベトナム戦争当時、ベトコンの作戦本部が置かれていたクチ・トンネルへ。トンネル内部に入ったり、戦争で実際に使ったワナを見学したりと勉強になるツアーだった。

ベトナム・カンボジア旅行
  • 旅行期間:2012年5月29日~6月8日(10泊11日)
  • 訪問都市 : ホーチミン・プノンペン・シェムリアップ
  • 旅行形態 : 個人旅行/母親(シニア)と2人旅
  • ツアー:アンコールワット/メコン川クルーズ/カオダイ教・クチトンネル
  • 旅行費用 :(お土産代除いて) 約12万円/人

クチトンネル&カオダイ教1日ツアー(概要)

シンツーリストで前日に「クチトンネル&カオダイ教1日ツアー」に申し込みをした。料金は1人9.5ドル(約780円)(入場料と昼食代は含まず)。ベトナムのツアーは本当にお手頃で嬉しい。クチトンネル半日ツアーというのもあったが、ホーチミンでは特にやることもなかったのでカオダイ教が何であるかも知らなかったがカオダイ教とクチトンネルがセットになった1日ツアーを選んだ。日中に自分達であちこち動き回るのは暑くて体力を消耗するので、ツアーに参加したほうが楽だという考えもあった。

クチトンネルへの行き方

クチはホーチミン市の北部に位置するエリアで、ベトナム戦争で激戦区となった場所の一つ。
クチトンネル地図

ベトナムには市内を網羅する鉄道がないので、交通手段はタクシー、バス、ツアーのいずれかとなる。ホーチミン市内からクチまでは車で約90分かかるため、タクシーは結構料金がかかってしまう。バスはベトナム語がわからないと乗るのが難しい。観光客がクチトンネルに行くにはツアーを利用するのが一般的。ツアーはガイド付きでお手頃価格なのでオススメ!

現地ツアー

シンツーリスト」を利用するのがオススメ。ベトナム最大手の旅行会社で安くてサービスもよいので安心。ただ、英語ガイドなので英語が全く理解できないと厳しいかも。

英語が全くダメという人は旅行前にオンライン英会話を受けるのがオススメ!

https://travel-ryokouki.com/english

クチトンネル&カオダイ教1日ツアーに参加

7:30 ゲストハウスでいつもの朝食を食べて8時に出発

8:15 シンツーリストオフィス前よりバスに乗って出発バス
バスに乗るとなんとアンコールワットのときと同じガイドであった。
参加者は全部で10数名程度と少人数であった。半数以上はベトナム人でそのほかもみんなアジア系であった。日本人はいなかった。

9:20 漆細工を作っている工房で休憩。ここはバスツアーの休憩場所になっているようで同じようなツアーの人たちがたくさん。

ベトナム戦争で障害を受けた人々が作業をしていて見学できるようになっている
 

奥はショップになっていて作ったものを販売している

カオダイ教の寺院を見学

11:30 カオダイ教の寺院に到着。12:20にバスに戻るよう言われ自由行動となった。

カオダイ教は、1919年、ゴ・ミン・チェン(呉明釗)によって唱えられたベトナムの新興宗教である。五教(儒教、道教、仏教、キリスト教、イスラム教)の教えを土台にしたことから、カオダイ=高台と名付けられた。

ホーチミンから北西約100kmのタイニン(西寧)に総本山がある。信徒数は約100万から300万と言われ、タイニン省の人口の7割あるいは3分の2がカオダイ教の信者だと言われる。(Wikipediaより)

正面

靴を脱いで、敷かれた布の上を歩いて中へ入る
 

寺院内部。一番奥にあるのがカオダイ教のシンボルマークの目玉で「天眼」と呼ばれるもの。

12時の礼拝にあわせて続々と信者が入ってくる。観光客は2階から礼拝を見学できる。観光客は圧倒的に欧米人が多かった。

礼拝の様子。

◆動画:カオダイ教の礼拝

12:15 礼拝の途中であったが、集合時間が近づいてきたのでバスへ戻る。何とも不思議な寺院であった。

地元のレストランで昼食

12:30 レストランに寄って昼食。ツアー費用に昼食代は含まれていないので自分で好きなものを注文する。
 

「フライドライス(チャーハン)」と「チキンと野菜の炒め物」 (各50,000ドン=約200円)。それほどおいしいものではなかったがメコン川ツアーのときの昼食よりはマシだった。
 

昼食後はクチトンネルへ向かうバス

クチトンネル見学

14:30 クチトンネル到着

クチの地下道は、ベトナムホーチミン市の40km北西のクチ県(Củ Chi)にある、全長200kmの地下トンネルネットワークである。ベトナム戦争中に、南ベトナム解放民族戦線 によって作られた。ここよりカンボジアとの国境付近までトンネルが張り巡らされていた。周辺には落とし穴などのトラップも数多く見られ、また戦時中は米軍に見つからないように、様々な工夫をして身を潜めて暮らしていた様子を知ることができる。
Wikipediaより)

クチトンネルの入場料は1人あたり80,000ドン(約320円)。ベトナムの相場からすると結構いい値段である。バスの中でガイドさんがお金を回収をして、みんなのチケットをまとめて買ってくれた。

地下道を通って場内へ行き、まずは15分位ベトナム戦争当時のビデオをみて歴史を学ぶ。
 

ビデオを見た後はいよいよトンネル見学へ

こんな感じの雑木林の下にトンネルが掘られている

敵の攻撃から逃れるための隠れ穴

中に入って体験する若者
 

トンネルの周りには多くのトラップ(落とし穴)があり、中へ落ちると先の尖った鉄棒で釘ざしになる
 

米軍の戦車

トンネル内では弾丸などの武器製造もしていた。当時の様子が模型で再現されている。
 

だんだん雲行きが怪しくなり、激しいスコールが雨雨

走って射撃場へ向かうダッシュ (走り出すさま)

ここで射撃体験ができる。何名かが体験していた。
 

続いては長さは10メートル程度の地下トンネルを実際に歩いて見学!
狭くて真っ暗なので前の人のあとを這うようにして進んでいく。結構大変だった。体の大きな人はムリである。
 

トンネルは大柄な米兵が入れないように狭く作られている。
見学用のこのトンネルは実際よりも少し広くしてあるとのことだがそれでもかなり狭かった。

当時主食だった蒸しタロイモの試食。これが意外とおいしかった。

17:15 トンネル見学終了
雨もだいぶ止み、バスでホーチミンへ戻る。

18:30 シンツーリストオフィス前到着 ツアー終了・解散

ゲストハウスに戻って少し休んでから夕食へ

ベンタイ市場の屋台に挑戦!

屋台の食事はあまり食べる気にはならなかったが、屋台の様子をみるためにとりあえずベンタイ市場の屋台へ行ってみることにした。

 

火が通っているものなら食べられそうだったのでとりあえず席に座って、2品注文した。

思っていたのと違うものを注文してしまったようで、想像していたのとは全く違うものが運ばれてきて呆気にとられた 😯

ちょっとだけ食べて屋台は退散ダッシュ (走り出すさま)ダッシュ (走り出すさま)

「フォー24」のチキンフォーが美味しかった!

気を取り直して、ベンタイ市場の近くにある「フォー24」というフォーのチェーン店へ

店内は冷房が効いていてきれい。量の割には値段が高めだが、こういうお店の方が安心して食べられる。

1人1個チキンフォー(1個60,000ドン=約240円)を注文。美味しかったわーい (嬉しい顔)

夕食後は真っ直ぐへゲストハウスへ帰宅

21:00 ベンタイ市場のナイトマーケットは活気づいていたひらめき

旅行9日目終了!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました