いよいよ今回の旅の一番の目的地である男木島へ。信号もない小さな島にたくさんの島猫…。猫好きにはとても魅力的な島だった。
1日目:成田⇒高松⇒小豆島
2日目:小豆島(寒霞渓・醤油記念館・オリーブ園・二十四の瞳映画村)
3日目:小豆島(中山の棚田・エンジェルロード)⇒男木島(灯台・猫)
4日目:男木島⇒高松(玉藻公園・栗林公園)⇒成田
2015年11月6日(金)旅行3日目
フェリーで小豆島から高松へ。高松からまたフェリーに乗って男木島へ(男木島泊)。
男木島への行き方
男木島(おぎじま)へのアクセスは高松港からフェリーのみ。女木島を経由して約40分(片道510円)。
フェリーは2時間おきに1日6便の運行(8月は便数が増える)。アクセスは悪くない。
最新の時刻表は乗り換え案内で
→ 高松港-男木島港時刻表
今回は高松港12:00の3便で男木島へ向かった。
男木島行きのフェリーは高松港の③乗り場。
このフェリー(めおん号)に乗って高松へ。
乗客は全部で20人位。この日は曇っていてドンヨリした空だったが、気温は20℃以上あり暖かったので外の席に座っている人が多かった。
室内の席はこんな感じ。がらがら。
★女木島(めぎじま)
経由地の女木島は鬼ヶ島のモデル島とのことで港には鬼の像。ここで半分くらいの人が降りた。当初は女木島で少し観光してから男木島へ行こうと考えていたが、翌日の降水確率が50%だったので、早めに男木島に行って猫を見ておいた方がよい思い女木島はパスした。
12:40 男木島に到着
平坦地が少なく斜面に階段状に集落がつくられており、約200人が暮らす。
★交流館
フェリーを降りてすぐ目の前にあるのが白い平屋の建物。これは瀬戸内国際芸術祭のアート作品で、地元の交流館になっている。
交流館では乗船券販売の他、お土産も販売している。軽食(コーヒー、カレーライスなど)が食べられるほか、荷物預かりサービスや電動レンタサイクルなどもある。Wifiもできる。
交流館に掲示されていた島内の飲食店情報。確実に食べたい場合は予約したほうがよい。
男木島の猫たち&島の風景(昼過ぎ)
到着早々にフェリー乗り場のすぐ近くで猫を発見。手の伸ばし方がかわいい!
荷物を預けに宿に立ち寄ってから猫探しの散策へ出発!
(宿の詳細はこちら⇒男木島で泊まった宿)
まずは猫がたくさんいることで有名な「豊玉姫神社」へ。ここは島一番のビュースポットで夕暮れ時はとくに美しい(夕暮れ時の様子はのちほど紹介)。
神社の入り口付近は猫のたまり場となっていて10匹位の猫に遭遇。
かわいい猫が2匹~。
少ししたら猫の写真を撮りに来た人が4~5人になって混雑してきた。猫じゃらしをもってきていた男子2人組が猫に大人気で、大量の猫が彼らに群がっていた。猫と遊びたいなら猫じゃらしを持っていくのがよさそう。
群がるネコも楽しいが、どちらかというと静かな島の雰囲気とネコを求めて来たのでとりあえずここは一旦退散!
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
男木島の道はこのような細道が中心。
地面に猫の塊が。すぐうしろで工事をしていてうるさいのにビクともしない。
近づいてもビクともしない3匹。
商店の椅子でちゃっかり寝ている猫。
地元の人は「オンバ」と呼ばれる乳母車で生活必需品を運ぶ。
男木島灯台へ行ってみた
男木島で一番の観光スポットは、映画「喜びも悲しみも幾年月」 (昭和32年) のロケ地になったという「男木島灯台」。港から灯台までは歩いて約30分。時間もたっぷりあったので歩いて行ってみた。
道なりに歩いて行く….。
途中まで1匹の猫があとを着いてきたが、その後は誰にも遭わなかった。
こんな道をひたすら歩く…。上り坂なので結構キツイ。
しだいに瀬戸内海が見えるようになってきた。
ようやく灯台が見えた!
港から歩くこと約30分。ようやく灯台に到着。明治28年に建てられた現役の洋式灯台。
灯台の近くに資料館があったが閉まっていた。このあたりは2月~3月に水仙がたくさん咲いてきれいになるらしいが、この時期は水仙もなく人もいなくて寂しい場所だった。
歩き疲れたのでお菓子を食べたりして少し休憩をとってから足早に戻ることにした。
灯台の上の山道からも港へ行けるとの標識があったので帰りはこちらの道を行くことにした。
はじめは海の景色がきれいだなぁなんて思って歩いていたが…。
次第にこんな道になってしまい焦った
木の中から『ザワザワ~』という音(多分イノシシ)が聞こえたりして本当に怖かった!
往復1時間のアップダウンのある道のりはかなりしんどかった(普段運動不足なので翌日足首が痛くなった)。水仙の時期でない限りは、わざわざ歩いて見に行くほどでもないかなという感じ。イノシシも出現するので、誰かと一緒ならまだしもひとりで行くのはあまりオススメできない。ちなみにこのエリアに猫はまったくいない。
男木島の猫たち&島の風景(夕暮れ時)
男木島灯台から険しい道を30分程歩いてなんとか港に戻ってこれたので、再び猫さがしへ
男木島の猫スポットは「豊玉姫神社」と「男木漁港」。まずは男木漁港へ
男木漁港周辺
男木港(フェリーが到着する港)を背にして右側の道をずっと歩いて行くと男木漁港へ辿り着く。男木港から男木漁港までは途中細い1本道を通って10~15分位。男木漁港をブラブラしていると猫がいる。
猫、猫…。
珍しくガタイのよい猫。
茶トラ親子?
漁船とネコ。
海岸で遊んでいる猫たち。
砂浜だって平気で歩く。
これは海外沿いにあるアート作品。山口啓介氏の「歩く方舟」。
かなりの大きさで人の身長よりも高い。ここまで来ると猫はいなくなる。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
細い路地をオンバ(乳母車)を押しながら歩く地元の人。のどかな雰囲気~。
男木港周辺に行ったら昼間いたネコがまだいた。
こちらはちょっとおしゃれな猫。
男木島発17時の最終フェリーでみんな帰っていく。
続いては豊玉姫神社へ
豊玉姫神社
豊玉姫神社周辺には必ず猫がいる。
神社前の坂道は結構急なのでのぼるのが大変!
笑顔!
豊玉姫神社から眺める夕日は島一番のビュースポット。
参道に続く階段からの景色。聞こえるのは波の音だけ。
島に宿泊する人は少ないみたいで最終フェリーがいったあとは誰もいなくて静かだった。
かわいい猫なのにバックと同じ色のため写真映えしない(泣)。
しばし猫と戯れたあとは宿へ
お寺の道場といっても、修行をさせられるとかいうことはなく、(施設はやや合宿っぽい雰囲気はあるが)部屋は普通の和室でテレビもあった。 素泊まりの場合お布施として1人2,000円/泊。私は夕飯と朝食付きで4,000円/泊だった。値段は季節や人数等によって異なると思うので、直接宿にご確認を。宿のウェブサイトはないので、連絡は電話で。
・住所:香川県高松市男木町1881
・電話:087-840-9612
豪華さや贅沢を求めずに、のどかな島の雰囲気を味わいたい人向け。料理がおいしいので泊まるなら食事つきがオススメ!奥さん手作りの味噌やハーブなどの販売もしている。
(宿の詳細記事はこちら⇒男木島で泊まった宿)
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