成田空港を夜出発して、ドーハ乗り換えでブダペストにお昼頃到着。初日はウィーン行きの電車チケットを買いに行ったり、滞在先アパートの近くを少し歩いた程度で遠出はしなかった。夜はボリュームたっぷりのハンガリー料理を食べてお腹いっぱいになった
- 旅行期間:2015年3月15日~4月4日
- 中欧:ブダペスト→ウィーン→チェスキー・クロムロフ→プラハ
- ギリシャ:サントリーニ島→アテネ
- 旅行形態:個人旅行/母親(シニア・体力あり)との2人旅
- 旅行費用:約22万円/人(お土産代を除く)
旅行概要の詳細: 中欧4か国&ギリシャ旅行記【概要&まとめ】
成田空港で外貨両替(円⇒ユーロ)
2015年3月15日(日) 旅行1日目
今回旅行した国の通貨は、ハンガリーがハンガリー・フォリント(HUF)、チェコがチェコ・コルナ(CZK)、オーストリアとギリシャがユーロ(Euro)。ユーロ以外は現地で両替した方がレートがよいので、ユーロのみ両替した。ユーロ以外の現地通貨は、クレジットカードを使って現地のATMから引き出した。
成田空港内のGPAという両替所で両替。3万円パックというのあり、待たされることなくすぐに両替できた。このときの為替レートは手数料込で約131円だった。
成田空港からドーハ経由でブダペストへ
22:00 成田発 カタール航空 QR 807便でドーハへ(飛行時間:12時間15分)
搭乗後1時間位で1回目の機内食(左が和食、右が洋食)。去年より美味しくなった!
ひと眠りしたあとに朝食(左が和食、右が洋食)。
(ここからドーハ時刻で表記、日本より6時間遅れ)
2015年3月16日(月) 旅行2日目
4:35 ドーハ到着
ドーハ空港は新しくなって広くてとてもきれいだった!
空港中央にある大きなクマのぬいぐるみ。
7:30 ドーハ発 カタール航空 QR213便 ブダペストへ(飛行時間:5時間45分)
成田からドーハまでは日本人がたくさん乗っていたが、ドーハからブダペストへ行く日本人は見かけなかった。
朝食(左がパンケーキ、右がチキン)。
(ここからハンガリー時刻で表記、日本より8時間遅れ)
11:15 ブダペストのリスト・フェレンツ国際空港に到着
ブダペストの空港から市内へ(市バス+地下鉄)
空港から市内への移動方法
1.タクシー
ブダペスト中心地まで8,000フォリント前後(約4,000円)。30分~50分。「ブダペストのタクシーはぼられることが多い」との情報なので注意が必要!
2.空港送迎サービス
宿泊ホテルにあらかじめ空港送迎サービスを依頼しておくと、ドライバーが到着時間に空港の到着口で待っていてくれる。お金はホテルに払うので、通常のタクシーのようにぼったくられる心配がない。
3.市バスと地下鉄
今回はこの方法を利用(72時間券を使用)。
空港のバス停から200Eのバスに乗る。約20分でバスの終点でもある地下鉄M3(青色の線)「Kőbánya-Kispest駅」に着く。そこから地下鉄に乗り換え、市の中心部の「Deák Ferenc tér」(デアーク広場)まで約20分。
※今回は空港到着がお昼過ぎで外は明るく、地下鉄も混んでいなかったので「市バスと地下鉄」の方法で難なく市内まで移動できた。通勤時間帯や夜遅くは危険を伴うので、タクシーや送迎サービスを利用するのが無難。
72時間券を購入
空港内に観光案内所があったので、そこで72時間券(Budapest 72-hour travel card)を購入。4,150フォリント(約2,000円)。この券はバス、トラム、トロリーバス、地下鉄、鉄道が乗り降り自由になり、チケット発行時に指定した時刻から72時間有効。
72時間券。地下鉄やトラムで移動する場合はとても便利でお得なチケット!
72時間券はクレジットカードで購入できたので空港では両替はしなかった。ブダペスト空港での両替レートは悪いので空港での両替は極力避けた方がよい。
まず、空港のバス停から「200E」のバスに乗る。バス停に行ったら運よくバスがいたので待たずに乗れた
約20分でバスの終点の地下鉄M3「Kőbánya-Kispest駅」へ到着。ここで地下鉄に乗り換え。
地下鉄で10駅(約20分)の「Deak Ferenc ter」でM2(赤ライン)に乗り換え。1駅目の「KOSSUTH TÉR駅」で下車。
M3の車内。M3はかなりボロイ。
M2のエスカレーター。M2はとても深くてエスカレーターがとても長い!!
13:00 無事に「KOSSUTH TÉR駅」に到着。
駅の目の前は「国会議事堂」
駅前にはトラムも走っていて、すぐそばにドナウ川がある。
アパートに到着
アパートは駅を出てすぐのところにあって1分もかからない。スーパーが隣にあって、とても便利な場所だった。アパートの前でオーナーが待っていて出迎えてくれた。
このアパートはアパートメントタイプのホテルではなくて、一般の人が住んでいる普通のアパート。「Airbnb」で予約した。
この扉がアパート入口のドア。暗証番号で中に入ることができる。
これがアパート。今回泊まったのは2階にある1室。
ココが部屋の入口。鍵は2重になっていてセキュリティーはバッチリ。
8畳ほどの部屋。きれいで清潔。
シャワーとトイレ。
ミニキッチン
これで1室が3泊で約12,000円(宿泊料金+Airbnbの手数料)なのでとてもお得。2人で泊まったので1人あたり1泊2,000円。豪華なホテルに泊まるよりも現地の生活を楽しみたい人にはアパート滞在はとてもオススメ!!
詳細はこちらの記事を参考⇒Airbnbとは
アパートのすぐ前には国会議事堂。ドナウ川までも歩いてすぐの立地!
ブダペスト東駅でウィーン行きの鉄道チケットを購入
部屋で一休みしてから、3日後に行くウィーンまでの電車チケットを購入しにブダペスト東駅(Keleti pályaudvar)へ。東駅までは地下鉄1本で行けた(約10分)。
ブダペストからウィーンへの移動手段
鉄道でもバスでも約3時間で行ける。料金はバスの方が安い。「オレンジウェイズ」というバス会社だと片道1,000円程度で行けてしまうので、節約したい人にはバスがオススメ。今回の旅では鉄道に乗ってみたかったので、少し割高ではあるが鉄道を利用した。
鉄道のチケットは「ハンガリー国鉄のウェブサイト」から購入できるので、現地で時間の余裕がない場合は事前にネット購入しておいたほうがよい。値段は購入日、乗車クラス、出発時刻などによって異なるが、2等で15~30ユーロ程度。1等は2等の約2倍。早朝など利用者が少ない時間帯は安い傾向にある。
オーストリア国鉄のウェブサイトでもチケットの購入ができるが、購入できるのはオーストリア発のチケットのみでハンガリー発のチケットは購入できない。したがって「ブダペスト発」のチケットをオンライン購入する場合はハンガリー国鉄のサイトで購入しなければならない。
英語が不安な人は日本語サイトがおすすめ!
チケット予約(日本語)⇒ヨーロッパ鉄道パスとチケット
ブダペスト東駅での鉄道チケット購入方法(私の体験談)
ブダペスト東駅でウィーン行きの乗車券を購入する際は、インターナショナルチケット売り場で購入する。ホームに行く階段を上ってすぐ左側にある。売り場の中に入ると、整理券の機械があるのでまずは整理券をとって順番を待つ。
まずはこの機械で整理券をとる
室内の壁にこのような案内板があり、受付番号と窓口の番号が表示される。この写真の場合だと、2行目は「324番の人は2番窓口」を意味する。
チケット購入窓口
受付のしくみが最初理解できなかったため、15分位無駄に待ってしまった。さらに、窓口のおばさんの態度がとても悪かった。今回の旅行ではどこの国も親切な人ばかりで嫌な思いをすることがなかったが、ここの窓口のおばさんだけは唯一不親切で不快な思いをした!
チケットに書かれた文字がハンガリー語だったので、何が書かれているのか確認しようとしても説明してくれず次の客の相手をしてしまう始末。担当だったおばさんが特に態度が悪かったというのもあるが、他の窓口の人もあまり愛想はよくなさそうだった。旧社会主義国の雰囲気を感じた。
チケットは2等(セカンドクラス)を購入しようとしたら、1等(ファーストクラス)も同じ料金とのことだったので1等を購入した(クレジットカードOK)。1等と2等がなぜ同じ料金だったのかは不明。9:10ブダペスト東駅発ウィーン行きのチケットが2人分で17,980フォリント(1人約4,000円)だった。朝7時台や午後発はもっと安いチケットがあった。
「ブダペスト東駅⇒ウィーン西駅」の鉄道チケット
ブダペスト東駅の外観
チケット購入後は真っすぐ地下鉄でアパートへ帰宅。アパート周辺をぶらぶらと散策
ドナウ川
向こうに見えるのがくさり橋
夕食はハンガリー料理
夕食は地球の歩き方に載っていた「チャルノク ヴェンデーグルー(Csarnok Vendeglo)」へ。アパートから歩いて約5分。
7時前に行ったらまだ誰もいなかった。帰るときには結構混雑していた。
・ビール
中欧の国ではグラスにml表示がついていた
・ハンガリー名物の豚肉料理
たっぷりの肉とポテトで2人でも食べきれない量だった
豚肉はシンプルな味付けでとても美味しかった!
・グヤーシュ(Gulyás):肉や野菜が入ったハンガリーのスープ
写真ではあまり大きく見えないがかなりボリュームがあり2人でシェアしてちょうどの量
牛肉やジャガイモなどが入っていて具だくさん
食後は、ドナウ川沿いまで行って夜景鑑賞しながらスーパーで翌日の朝食を買って帰宅
ライトアップされた鎖橋と王宮
国会議事堂
スーパーで翌日の朝食を購入
ブダペスト初日が無事終了。翌日は終日ブダペスト観光。
コメント