お昼過ぎまでスプリットの街をブラブラと観光。旧市街はそれほど広くないので半日で十分観光できた。天気がよかったので青いアドリア海が美しかった。夕方にはバスでプリトヴィツェ湖群国立公園へ移動した。
- 旅行期間:2015年9月21日~2015年9月30日(7泊10日)
- 宿泊した都市:ドブロブニク・スプリット・プリトヴィッツェ・ザグレブ
- 旅行形態/同行者:個人旅行/女友達との2人旅
- 旅行費用:ひとり約14万円(お土産代を除く)
旅行概要の詳細: クロアチア旅行記【概要&まとめ】
前の記事:スプリットからシベニク&トロギール日帰り観光
チェックアウト&スーツケース預け
2015年9月26日(土)
アパート(2F)の窓からの景色
旧市街まで歩いて5分もかからない立地で、バスターミナルやフェリー乗り場にも近くて便利だった。部屋は広くて、キッチンや洗濯機もついていた。
9:45 アパートをチェックアウト
チェックアウトといっても、管理人さんに会うわけでもなく鍵を置いていくだけ。
まずはスーツケースを預けに長距離バスターミナルへ
★スプリットには荷物預り所がたくさん
スプリットの旧市街~長距離バスターミナルに向かう途中には荷物を預かってくれる場所がたくさんある。
これはバスターミナルの近くにある鉄道駅のコインロッカー。大きなスーツケースが入る大きさで1日15クーナ。
私たちが利用したのはバスターミナル3番の前にある荷物預かり所。
ここは時間制の料金体系で、スーツケース2個を5時間預けて22クーナ(約420円)だった。
スプリットの街を観光
10:00 スーツケースを預けて身軽になったので観光スタート!
★スプリットカード
観光案内所が発行しているカードで、博物館などへの入場が無料になったり割引になったりする。スプリットに3泊以上すれば無料でもらえる。それ以外の人は35クーナ(約650円)で購入できる。私たちはスプリット2泊だったが、宿泊先で1人1枚このカードをもらえたので、この日のスプリット観光に利用した。
スプリットカード(表と裏)
観光ルートはこんな感じ(青線)
まずは青空市場を通って旧市街の入り口「銀の門」へ
市場は地元の人や観光客で賑わっていた。正面に見えるのが旧市街の入り口「銀の門」。
銀の門から城壁内へ入らず、城壁沿いを反時計回りに歩いて「金の門」へ
城壁沿いには露店のお土産屋が並んでいる。
銀の門から2、3分で「金の門」へ到着。
★グルグールの像
「金の門」の前には、クロアチア語の父と呼ばれるグルグール司教の巨大な像がたっている。
この像の左足の親指を触ると幸せになれると言われている。そのため親指はピカピカ!
金の門から城壁内へ入り、石畳の細道をブラブラと歩きながら大聖堂へ
大聖堂の中へは11時にならないと入れないとのことだったので、まずは鐘楼へ
大聖堂の鐘楼
大聖堂の入り口。鐘楼へ行くにはチケットが必要(15クーナ)。
173段ある螺旋状の階段をのぼっていく。
一番上までのぼると展望回廊になっていて、スプリットの街を360℃眺めることができる!
アドリア海とスプリットの街並みを一望。向こうに見える山がランチ後に訪れた「マルヤンの丘」。
天気がよかったので、海が真っ青で美しかった。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
その後城壁内をブラブラと歩いたりしたあとは「民俗学博物館」へ
宮殿のペリスティルから少し石段を上がると「前庭」とよばれる空間にでる。
★前庭
丸い円形の壁で、上を見ると天井がぽっかり開いている。エコーがよく効くためここでアカペラコーラスが歌っていることもあるらしいが、このときは誰もいなくて聴けなかった。
民俗学博物館
前庭をさらに奥へ進んだところに博物館がある。
スプリットカードで無料で入れるので軽い気持ちで行ってみたが、想像以上によかった。展示物にはそれほど興味があったわけではないが、「上階から外に出て美しい景色を眺めることができた!」ので大満足だった。きれいなトイレや休憩するソファもあってゆくっくりとできた。
館内は誰も客がいなくてガラガラだったので落ちついて見学できた。スプリットカードがなくても入館料は15クーナ(約280円)なので、休憩がてら立ち寄ってみるのもよいかも!
館内には主に民族衣装が展示されていた。
上階の窓から外へでてみると思いがけず美しい景色が! しかも誰もいなくて静か。
宮殿を囲んでいる城壁
先ほど上った大聖堂の鐘楼がよく見えた。
大聖堂
主祭壇。上のアーチ部分には絵画が飾られている。
大聖堂の2階には小さな宝物殿があり、スプリットカードで無料だった。写真撮影禁止のため写真なし。
大聖堂を見学したあとは、ランチへ
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
お昼はガイドブックに必ず紹介されている有名なレストラン「フィフェ(Fife)」で。
城壁の外にでて、海沿いの道を5分位歩いたところにある。
中心から少し離れているにもかかわらず観光客で満席。
2人で同じメニューを頼んだら大皿にのってきた。このお皿かなり大きい!
ハムとチーズが入ったチキンカツはアツアツで美味しかった。1人前52クーナ(約1,000円)とリーズナブルだった。
足元にはごはんをもらいにきた猫がいたのであげたらパクパクと喜んで食べていた。
マルヤンの丘
食後はレストラン横の道をのぼって「マルヤンの丘」へ
こんな階段を5分位のぼっていくと見晴らし台に辿り着く。
見晴台からは旧市街を一望できる。
見晴台の横にはカフェもある。
さらに上にいくと動物園があるらしい。今回はここまでで引き返した。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
バスの時間も近づいてきたので旧市街を抜けてバスターミナルへ
歩いていると猫がみえたので覗いてみると…
猫屋敷だった。
スプリットからプリトヴィッツェへ(バス)
朝預けたスーツケースを受取って、バスに乗車(チケットは前日に購入)。
15:30 出発
途中トイレ休憩を2回はさんで、プリトヴィツェ湖群国立公園までは約4時間半で到着。
20:00 プリトヴィツェ湖群国立公園に到着
外は真っ暗だった。宿泊先は国立公園内のホテルで、バス停から歩いて5分もかからないところだったので、迷うことなく無事ホテル到着しチェックイン。
公園内にあるホテルは「ホテル・イェゼロ」「ホテル・プリトヴィッツェ」「ホテル・ベルビュー」の3軒。いずれもエントランス2の近くで公園内ハイキングに便利な立地。公園外にも宿泊施設はあるが、アクセスが不便なので公園内のホテルに泊まるのがオススメ!
3軒の中で一番人気があるが「ホテル・イェゼロ」。予約しようと思ったがすでに満室だったので、2番目に評価が高かった「ホテル・プリトヴィッツェ」に宿泊した。ごく普通のホテルだったが、フロントの人は親切でレストランもあって便利だった。
部屋はそれほど広くないもののスーツケースを広げても余裕があった。部屋に電気ポットはないが、1Fのカフェでお湯をもらえるので部屋でコーヒーなど飲むことができた。wifiは共有エリアのみと書かれていたが部屋でも普通に使えた。
ホテル内のレストランで夕食
21:00だったので客はほとんどいなかった。日本人ツアーの人たちがちょうと食べ終わって帰ったところだった。
カルボナーラ。味はよかったが茹ですぎ。ずっしりして量が多くて食べきれなかった。
キノコのリゾット。リゾットというより雑炊という感じだった。
アイスは美味しかった!
カルボナーラ、リゾット、水ボトル、アイス2個、コーヒー2杯で151クーナ(約2,900円)。観光地にしては良心的な価格だった。ホテルのレストランだけあって、サービスはよかった。
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