フエの1日観光ツアーに参加。世界遺産のフエ王宮と郊外の帝廟群を巡ってボートで戻ってくるという盛りだくさんの内容だった。
- 旅行期間:2016年3月27日~4月9日
- 訪れた場所:ダナン⇒フエ⇒ホイアン
- 旅行形態/同行者:個人旅行/母親との2人旅
- 旅行費用:ひとり約8万円(お土産代除く)
2016年4月1日(金)曇り 30℃前後
朝食
ツアーのお迎えが7:45なので7時前にホテルのレストランで朝食。朝食は6:30からなので朝からのツアーでも食べそびれずにすんだ。
パン、フルーツ、飲み物はバイキング形式でその他はメニュー表から注文する形式。注文は好きなだけしてよい。
ベトナムはフルーツが豊富なので毎日たくさん食べた!
ベトナムの定番「フォー」。中部ではフォーはあまり食べないらしい。
チャーハンも朝の定番メニュー。
レストランのスタッフもみんな感じがよくて満足のホテルだった!
観光や食事に便利な立地で、新しくて施設全体がきれいだった。朝食も美味しくて、スタッフの対応もとてもよかったので価格からすると大満足だった!
オススメ度
王宮&帝廟を巡る1日ツアーに参加
フエの観光名所は王宮以外は中心部から少し離れた郊外にあり、個人での観光は面倒そうだったので手っ取り早くツアーに参加した。
私たちが申し込んだのはシンツーリストの「HUE CITY TOUR BOAT AND BUS(フエ1日観光 ボート&バス)」というフエ観光の定番ツアー。
参考 シンツーリストのツアー(『わがまま歩き』より)
午前中に「ミンマン帝廟」、「カイディン帝廟」、「お香とベトナム帽子の村見学」、「トゥドゥック帝廟」を見学。お昼はベトナム料理のバイキング。午後は「阮朝王宮」と「ティエンムー寺」を見学して、ドラゴンボートでフォン川クルーズをしながら市内へ戻るといった盛りだくさんのツアーで満足の内容だった。
私たちは前日にオフィスで申し込みをしたがネットでもできる。
ツアー料金は26万ドン(約1,300円)と安かったが、各観光施設への入場料は別払いでこれが意外と高くて41万ドン(約2,200円)した。なので合計で67万ドン(約3,500円)。
7:45 ホテルにお迎え
私たちは1番のお迎えで、その後複数のホテルに立ち寄り参加者を拾ってツアースタート!
ツアー参加者は約30人でバスが満席だった。
外国人とベトナム人の混載ツアーで外国人が8割位。ガイドさんは最初に外国人に英語で説明し、その後ベトナム語で説明していた。日本人は私たちだけで、欧米人が多かった。
ミンマン帝廟
第2代ミンマン帝が設計したフエ屈指の美しさを持つと言われる陵。建造にはかなりの時間が費やされ、手の込んだ装飾などが見所。
最初の建物の中には、ミンマン帝の功績などが記された石碑が置かれている。
奥へ進むと皇帝と皇后の位牌のある建物。
さらに進むと、美しい池があったりしてそれなりに見ごたえがあった。
さらに奥にミンマン帝が眠る廟がある。実際にここにミンマン帝が埋葬されているかどうかはわからないとのこと。
帰りは池沿いを歩いて見学終了。とても広かった!
再びバスに乗りカイディン帝廟へ
カイディン帝廟
フランス植民地時代に12年もの年月をかけて作られた陵。建物は小高い丘の上に位置し、周囲の景色を一望できる。
丘の上にあるのでこの階段を登っていく。
全体はこんな作り。最初に訪れたミンマン帝廟に比べると敷地は狭いが高さがある。
カイディン帝は新しくて派手なもの好きで金遣いが荒かったため、当時のベトナム人には人気がなかったとのこと。でも今はここが観光地になったおかげでお金が入ってくるので感謝されているとか。
どの廟にも象や家来の像が置かれている。
こんな感じでガイドさんの説明を聞きながら一緒に進んでいく。
龍は帝王のシンボル!
上にいくと見晴らしの良い景色が!天気がイマイチだけど暑すぎなくてちょうどよかった。
ここがカイディン帝の遺体が安置されている建物。
フランスの影響を受けたとされ豪華絢爛で細部まで凝った造りになっている。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
続いて向かったのは何故かカンフーショー。ガイドさんの説明によると、実演しているのは学校に行くお金がない孤児院出身の若者たちとのこと。
20分ほどの実演。大したことはやっていなかったが、最後にチップを少し寄付。
ベトナム笠と線香の村を見学
続いて到着したのは「ベトナム笠(ノンラー)と線香作りの村」。
線香を作っている様子を見学したり
小さなお土産屋さんが数軒並んでいてお土産を買うこともできる。
カラフルな線香。
滞在時間は20分程と短かった。
トゥドゥック帝廟
続いて向かったのはグエン朝で最も在位の長かった第4代トゥドゥック帝の陵。別荘風の広々とした建物の他、墓碑、蓮池や釣り殿、皇帝を祭った寺、功績を称える石碑、その奥には皇帝の墓がある。
中に入ると美しいハスの池が広がっている。
一番最初に訪れたミンマン帝廟と似た作りで敷地はかなり広い。
功績を称える石碑。この奥に皇帝の墓がある。
トゥドゥック帝が余生を過ごすために作られた別荘風の広々とした建物。
カイディン帝廟に比べるとずいぶんと地味。トゥドゥック帝は謙虚な皇帝だったそう。
ランチブッフェ
3つの帝廟を巡ったあとは市内に戻り昼食会場へ
ツアー料金を考えると期待はしていなかったが、その割には種類も多くて美味しかった!
50種類のバイキング
一通りのベトナム料理が並べられていた。
てんこ盛りにしておかわりまでしてしまった!
野菜がたくさん補給できた。
約1時間のランチの後は午後の観光へ
阮朝王宮
午後一番で訪れたはフエ観光の一番の目玉である「阮朝王宮」。阮(グエン)朝13代にわたる皇帝の居城で、約600m四方の砦に囲まれた王宮内には30以上の宮殿がある。
橋を渡って王宮内へ
城壁の中に入ると大砲が展示されている。
王宮門の正面には大きなフラッグ・タワー。見張り台。
王宮入口にあたる王宮門(午門)をくぐって王宮内へ。
王宮門を入ると正面に太和殿が見えてくる。
北京の紫禁城を模して造られた太和殿。天皇が政務をおこなった場所。内部は撮影禁止。
王宮内はかなり広い!
王宮だけあって内装も豪華。
かつて皇帝の前で宮廷舞踊が行われた劇場。現在もショーが行われている。
行きとは違う横の門から出て、王宮見学終了。
ティエンムー寺&フォン川クルーズ
ツアー最後の訪問地は1601年に天女のお告げで建てられたと言われるティエンムー寺。
入り口にそびえたつ7層8角形の塔は21.14メートルで各層には仏像が納められている。
すぐ前はフォン川。階段の上から撮影。
奥に行くとお寺が。敷地内は意外と広かった。
ものすごく立派な線香?
見学後はティエンムー寺前の船着き場からドラゴンボートに乗って市内へ
内部はこんな感じ。
17:20 到着後は現地解散
盛りだくさんで充実したツアーだったが、丸一日歩いていたので疲れた!
『The世界遺産』という番組で紹介されたフエの放送回はベトナムの歴史など説明されているので旅行前に見ておくと理解が深まってよいかも!
The世界遺産は「Hulu」で見ることができる。登録後すぐにスマホからもみれるので旅行中でもOK。2週間無料で視聴できるので、是非お試しを!
地元の大衆食堂で夕食
夕食はホテル近くの「Thanh na」という大衆食堂風のレストランへ。
ローカルな感じのお店。
お店の前でチキンとポークをグリルしているのでいい匂い。
室内席もあったが野外席で。地元客が多いが観光客もチラホラ。
ご飯にお肉がのったプレートと空芯菜炒めをオーダー。3皿で12.5万ドン(約650円)。
雰囲気もよくて料理も美味しかった。ローカル食堂だとお腹いっぱい食べても格安!
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