サフランボルはかわいい街並みの田舎町で散策をするのにピッタリだった。オフシーズンだったせいかどこへ行っても驚くほど人が少なかった。
午前中はサフランボル市街が見下ろせる丘に行ったり、お土産屋や古民家をみるなどゆっくりと街歩きをし、午後はタクシーツアーで「ヨリュク村・インジエカヤ水道橋・ブラク・メンジリス洞窟」の観光を楽しんだ。
- 旅行期間:2013年3月12日 ~3月24日
- サフランボル→カッパドキア→パムッカレ→エフェス→イスタンブール
- 旅行形態:母親(シニア)との2人旅
- かかった費用:(ドバイ・アブダビと合わせて)ひとり約22万円
3月14日(木)
部屋の窓からの眺め
8:30 朝食はオーナーのお母さんが用意してくれた。
シンプルなトルコ式朝食
部屋は狭かったが、家族経営のアットホームな雰囲気がよかった! バスチケットの手配やバス停まで無料送迎してくれた。
オススメ度
サフランボルの街を散策
9:30 ゆっくりと朝食を食べたあとはサフランボルの街を散策
宿泊したペンション(泊まった部屋は2階)。古い木造家屋。
サフランボルの街はこんな感じの細い道が多い。
フドゥルルックの丘
まずはサフランボルの街を見下ろせる世界遺産『フドゥルルックの丘』へ。ペンションから歩いて10分程だが、入口がわからずにウロウロとしてしまった。世界遺産に指定されているわりには観光客が少なく、このときは他に誰もいなかった。
入場料1人1TLを入口で管理人さんに渡してから入る。
丘からはサフランボルの街が一望できる。紹介写真でよく使われている風景。
◆動画:「フドゥルルックの丘」から撮影した風景
桜が咲いていた
シーズンオフ期間のためか観光客は驚くほど誰もいなかった。
トルコはどこに行っても猫が多かった!
かなりデコボコな石畳
古民家「Kaymakamlar Evi(カイマカムラルエヴィ」)
サフランボルには内部を公開している古民家がいくつかありここもその一つ。入場料1人3TL(約170円)。靴にビニールを被せて部屋に入る。訪れたときは他の観光客が誰もいなかったので椅子に座って休んだりかなりくつろいでしまった。
入口には蹄鉄型をした目玉のお守り
このような感じの部屋がたくさん公開されていて自由に見学できる。
お土産屋がある路地を散策
11:00 お土産屋さんや鍛冶屋が集まる路地を散策
ここにもほとんど観光客はいなかった。
ここにもたくさんの猫がいた。猫好きにはたまらない。
写真を撮ってくれと寄ってきてポーズをきめる地元の子供達。子供が写真を撮ってくれというのは理解できるが、トルコでは大人からも何回か言われた。人のカメラにまで映ろうとする感覚は日本人とは異なる。
手作りの刺しゅう屋さんもありお手頃価格だった。
ちょろちょろしている猫たち。
トルコの街中には猫だけでなく犬も多かった。
一通り散策を終えてから観光案内所へ。地球の歩き方に書かれていた情報どおりで日本語の話せるヤークプさんがいた。ヤークプさんは14時からのツアーを勧めてくれたのでそれに参加することにした。
サフランボル郊外に行くツアー
14:00 ツアーといってもガイドがいるわけではなく、タクシーを1台チャーターして「ヨリュク村&インジエカヤ水道橋&ブラク・メンジリス洞窟」の3か所をまわるというもの(各1時間滞在)。どこもサフランボルの街からは少し離れているので車がないといけない。
タクシー1台のチャーター料金は90TL(約5000円)で、参加人数が多ければ一人当たりの参加費が安くなる。今回は私たち2人以外参加者はいなかったので2人で1台チャーターした。タクシーの運転手に直接交渉してもよいが、観光案内所で紹介してもらう方が安心!
タクシーの運転手さんは言葉は通じなかったがとてもよい人で、訪れた場所もよくて期待以上のツアーだった。
まずはじめはヨリョク村へ
ヨリョク村
14:15 ヨリュク村(Yörük Köyü)に到着
とても小さくて長閑な村。他の観光客がいなくて完全な独占状態だった。
まずはおじさんに誘導されて古民家の見学。入場料2TL(約110円)。お土産も売っていた。
共同の洗濯場
この村にも猫がたくさんいた。
外でお茶をしていたおじさんたちに誘われてチャイをおごってもらった。しばし休憩。とても長閑でのんびりとした雰囲気だった。
言葉が通じないので会話はできなかったが地元の人と触れあえてよい想い出になった!
続いては水道橋へ
インジエカヤ水道橋
15:15 インジエカヤ水道橋に到着
ローマ時代に作られた長さ200メートルの橋。
幅は2メートル程度の橋を渡る。手すりも何もないので足がすくむ。
橋の下をのぞくと渓谷がみえる。
スタスタと橋を歩いて橋に座っていた4人組の若者。
その後水道橋近くのカフェにある「ガラスのテラス」に連れて行ってもらった。テラスがガラスになっていて足元から真下の渓谷をみることができる。
ブラク・メンジリス洞窟
16:30 ブラク・メンジリス洞窟
断崖の階段を登ったところに洞窟があるので入口に行くまでに結構疲れた。
中は所々ライトアップもされていて、鍾乳洞がある。
サフランボルで洞窟に来ることになるとは思わなかったが、それなりに楽しめた!
17:20 サフランボルの街へ到着
タクシーの運転手さんにお金を払ってツアー終了。とっても満足のツアーだった!
一度ペンションに戻ってから夕食へ
夕食は定番のトルコ料理
18:00 街中で適当に見つけたレストランで夕食
トルコで定番の「レンズ豆のスープ」。
トルコ料理の「キョフテ」。小さなハンバーグといった感じのものだった。
デザートに「バクラヴァ」と「サフランチャイ」。バクラヴァは何層にも重なったクリスピーなパイ生地にはちみつをたっぷりとしみこませたトルコの伝統菓子。中にはクルミも入っていて美味しかった!
サフランボルはコンパクトな街なので1日で十分楽しめた。翌日はカッパドキアへ移動
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