午前中は現存するギリシャ文明最大の遺跡である「エフェスの都市遺跡」を見学し、午後は中世の面影が残り『第二のサフランボル』と言われている「シリンジェ村」を訪れた。
- 旅行期間:2013年3月12日 ~3月24日
- サフランボル→カッパドキア→パムッカレ→エフェス→イスタンブール
- 旅行形態:母親(シニア)との2人旅
- かかった費用:(ドバイ・アブダビと合わせて)ひとり約22万円
エフェス都市遺跡
2013年3月19日(火)
8:00 朝食
テーブルの上に綺麗に朝食がセットされていた。パンや卵料理もあり食べごたえがあって美味しかった!
9:00 ペンションを出発
まずは翌日のイズミル空港行きの鉄道時刻を調べるために鉄道の駅へ行った。駅はペンションから歩いて5分もかからないところにあった。
セルチュクの街にも猫がたくさんいた。
その後、オトガルへ行き、エフェス行きのドルムシュ(ミニバス)に乗車(片道2.5TL=約70円)。バスで10分ほどで北門に到着。
10:00 「エフェス(エフェソス)遺跡」に到着
エフェスは紀元前11世紀にイオニア(古代ギリシャ)人により建設。アルテミス神殿を中心に都市国家として発達したもの。現存するギリシャ文明最大の遺跡。
入場料は25TL(約1,400円)。
エフェス遺跡はトルコ最大の遺跡とあって観光客も多く、日本人ツアーの人たちも見かけた。今回の旅行で見かけた日本のツアーは阪急交通社が圧倒的に多かった。
大劇場。観客席は直径154m、高さ38mの半円形。現在でもコンサートなどが行われる。
大劇場とネコ
大劇場の観客席から撮影。
大劇場から見たアルカディアン通り(港まで続くエフェスのメインストリート)。
歩道に彫られた足形。足の左先にはハートマークがあり「娼婦の館への案内図」だった。
ここにも猫!
セルスス図書館。2000年前の遺跡がここまで残っているのはスゴイ。図書館の柱は大理石で、正面の壁には知恵・運命・学問・美徳を象徴する4体の女性像がおかれている。
猫がそこらじゅうで気持ちよさそうに寝ている
公衆トイレ跡。ここに腰を掛けて用を足していた。
ハドリアヌス神殿。ハドリアヌスはローマ帝国の五賢帝の一人で、ローマ帝国最盛期に建てられた神殿。
端っこのほうまで来ると人がほとんどいなくなる。
ゆっくりと歩いて約2時間で見学終了。
遺跡内の売店でザクロの絞りたてジュースを(6TL=約340円)を飲んでから、バスでセルチュクのオトガルへ戻った。
シリンジェ村
オトガルからシリンジェ村行きのドルムシュ(ミニバス)に乗ってシリンジェ村へ。20分位で到着。
13:30 シリンジェ村に到着
シリンジェ村は昔ながらの雰囲気を残す小さくてかわいらしい村。かつて、ギリシャに住んでいたトルコ人とシリンジェ村に住んでいたギリシャ人とで住民交換が行われ、それ以降、トルコ人が暮らし始めたという歴史を持った村。
ちなみに「シリン」とはトルコ語でカワイイを意味し、住民交換後にカワイイ村「シリンジェ」という名前が付けられたとのこと。
お土産屋さんがたくさんあり観光客も結構いた。
ザクロとオレンジの絞りたてジュースがたくさん売られていた。エフェス遺跡で買った値段の1/6(1TL)だった。悔しー。
村の外れのほうへ行くと馬などがいて、さらにのどかな風景となる。
結構急な上り坂の石畳
よくガイドブックに載っている風景。教会があって斜面に家が並ぶ。
ワインの生産が盛んなためワインを売っているお店が多い。
14:30 昼食。お昼の時間を過ぎていたためお客はゼロで独占状態。
雰囲気のあるお店でなかなかよかった。
「ナスと挽肉のトマト煮込み」と「ほうれん草のギョズレメ」。どちらも美味しかった
犬がいるレストランだった。
食後は再び村を散策。この村にもたくさんの猫がいた。この写真には4匹いる。
トルコの伸びるアイス「ドンドゥルマ」。
アイスをなかなかお客に渡さないというパフォーマンスのあと無事に受け取った(1個4TL=約230円)。
シリンジェ村には約2時間滞在した後、ドルムシュ(ミニバス)でセルチュクへ
帰りにパン屋さんでトルコのパン「シミットSimit」とスイーツを購入してペンションへ持ち帰り。
シミットは美味しかったけど、スイーツは甘すぎて途中で断念
この日は一日歩いたので疲れて熟睡
翌日は飛行機でイスタンブールへ
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