南イタリア(10) アルベロベッロ観光

アルベロベッロ最終日は朝から旧市街を観光。ぶらぶらと散策したあとは、教会や２階建てのトゥルッリ見学などもした。アルベロベッロは2日間の滞在だったが、旧市街の範囲は狭いので十分満喫できた。旧市街には猫も多くてネコ歩きも楽しめた。

アルベロベッロ旧市街の概要

アルベロベッロ旧市街は狭い範囲にあるので、徒歩で十分観光できる。旧市街の中心にあるのがポポロ広場で、アルベロベッロ駅からポポロ広場までは歩いて約10分と鉄道からのアクセスもよい。

アルベロベッロ旧市街には「リオーネ・モンティ地区」と「アイア・ピッコラ地区」の２つのトゥルッリ集落がある。今回は旧市街に泊まったので宿泊先からはどちらの集落へも5分もかからず行くことができて便利だった。

リオーネ・モンティ地区は約1,000のトゥルッリが集まり、おみやげ屋などが連なるにぎやかな商業地区。一方のアイア・ピッコラ地区は約400のトゥルッリが集まり、多くが今も住居として使われている。

ツアー客などが宿泊する大型のホテルは駅の近くにあるため、朝の旧市街は観光客がいなくてとても静か。個人旅行でアルベロベッロに泊まるなら旧市街がおすすめ！

ポポロ広場

2017年11月22日（水）
6：30に宿を出て旧市街散策へ。

まずはアルベロベッロ旧市街の中心にあるポポロ広場へ。まだ暗くて街灯がついていた。

モンティ地区のトゥルッリ集落を一望できる展望所。

日が出てだんだんと明るくなってきた。高台からの眺め。

朝は観光客が全然いなくてとても静かなので、早朝散歩はおすすめ！

アイア・ピッコラ地区

続いてはアイア・ピッコラ地区へ。地元の人が暮らしている地区なのでとても静か。

前日も会った猫がまたいた。すごい勢いで近寄ってきた。

この猫も前日にいた。トゥルッリ集落には猫が多い！

猫と遊んでいたら結構時間が過ぎてしまった。

リオーネ・モンティ地区

お土産屋や飲食店がたくさんあって賑やかなモンティ地区。

お店も開きだして、観光客もぼちぼち出始めてきた。

前日訪れたマリアさんのお店の前を通ったら、また屋上へ案内されてトゥルッリ屋根の景色を見ることができた。

参考記事 アルベロベッロ旧市街の早朝散歩

サンタントニオ教会

モンティ地区の坂の上にある「トゥルッリ」の教会。

内部はシンプルででひっそりとしていた。

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一旦宿に戻って軽く朝食。

少し休憩して、再びアルベロベッロ旧市街の観光へ。

カーサ・ダモーレ

1797年にアルベロベッロに造られた『トゥルッリでない最初の建物』。

地球の歩き方によると、封建制度からの解放のシンボルで「愛の家」と呼ばれていたとのこと。見学もできるらしいが、この日は閉まっていて中には入れなかった。

サンティ・メディチ教会

二つの塔と鐘楼があり、大きくてひときわ目立つ。アルベロベッロの守護聖人コズマとダミアーノが奉られている。

内部は普通の教会。

トゥルッロソヴラーノ（２階建てのトゥルッリ）

1700年代前半に裕福な一家によって建設された２階建て造りのトゥルッリ。

トゥルッロソヴラーノの前で猫が気持ちよさそうに寝ていた。

入場料1.5ユーロで内部を見学できる。

屋内の壁造りの階段を上ることのできる唯一のトゥルッロ。

当時じっさいに使われた家具や日用品が展示されている。

アルベロベッロの猫

アルベロベッロの旧市街には猫が多くて、短時間にたくさんの猫に遭遇できた。

人懐っこい猫が多かった。

特にモンティ地区にたくさんいた。

時間が限られていたのでのんびりできなくて残念だった。

午前中でアルベロベッロ観光終了。

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12：00　チェックアウト
宿のオーナーが迎えに来てくれて、車で駅まで送迎してくれた。2日間、アルベロベッロ旧市街にあるトゥルッリ宿に宿泊したが、立地抜群で快適に過ごせて満足だった。

アルベロベッロからスド・エスト鉄道（FSE）でバーリへ。