永康街のあとは新北市の板橋区というエリアに行ってみた。台湾が誇る歴史的名園「林本源園邸」、伝統的な茶芸館「逸馨園」、ローカルの「南雅夜市」が3点セットで楽しめた。
- 2017年3月30日~4月5日
- 個人旅行/母親との2人旅
- 九份/猴硐/猫空/淡水/茶芸館etc
- 費用:ひとり約6万円
詳細⇒2017台北旅行記一覧
この日の天気予報は「曇り時々雨」と1日天気が悪そうだったので、茶芸館でまったりすることに。個室で落ち着けるとのレビューがあった『逸馨園』という茶芸館へ行くことにした。逸馨園の近くには『林本源園邸(林家花園)』という台湾が誇る歴史的名園があるとのことでついでに行ってみることにした。
林本源園邸(林家花園)を見学
林本源園邸は台北市ではなく、新北市の板橋区というエリアにあるが、アクセスは簡単で台北駅からMRT板南線で5駅目の府中駅から徒歩10分位。
2017年4月1日(土)曇り時々晴れ
13:15 府中駅到着
賑やかな商店街や
慈恵宮というお寺を通って、
約10分で到着。道順がややわかりにくいが、Googleマップで簡単に行くことができた。このあたりは観光地とは違ったよさがあり、周辺散策も楽しそう。
台湾で最も保存状態の良い中国伝統の園林建築です。度重なる天災・戦乱、また時代が変遷するにつれ、多くの中国伝統の園林建築はすでに破損し、現在では詩文や書画、歴史の中でしか存在しなくなっているものもあります。林本源園邸は、学者や専門家による修復工事の甲斐あって、一部本来の姿を取り戻しています。(公式サイトより)
入口に置かれていた日本語パンフレットをとると、「ガイドしましょうか。」と日本語で話しかけらたので、ガイドをお願いすることにした。
台湾人の女性ガイドさんで、このような説明の紙を使ったりして、日本語でわかりやすく園内を案内してくれた。
残念ながら母屋が改装工事中で、庭園しか見学することができなかった(改装工事は2017年10月頃に終了とのこと)。とはいえ、庭園だけでも見応えがあり、想像していたよりずっと素晴らしかった!
所どころある『飾り窓』の意味などもガイドさんが説明してくれたので理解が深まった。
美しい回遊式庭園
園内で最も広い『定静堂』はお客様をもてなす場所。入口には3つの門があり、身分の高い客がきたときには3つすべての門をあけるが、少し身分が下がると2つの門しかあけず、さらに身分が下がると1つ目の門しか開けずに横をまわってもらったとのこと。
参考 林家花園【トリップアドバイザー】
住所:新北市板橋区西門街9号
逸馨園書香茶坊でティータイム
15:30 林本源園邸から徒歩約10分で『逸馨園』に到着。南雅夜市の中ほどにある。
中庭に池があり、それを囲むように個室が配置されている。
敷地はかなり広く、たくさんの茶室がある。
個室はこんな感じでドアがあり完全に仕切られている。
テーブルの上で茶壷(急須)と茶海(ピッチャー)でお茶を淹れ、聞香杯と呼ばれる細長い杯で茶の香りを楽しみ、茶杯でお茶を飲む作法のこと。
工夫茶の料金は「茶葉代 + 1人100元のお湯代」。茶葉代は1両300元~で、最高級の梨山茶で1両650元(1両は約30g)。急須に入ってくる普通のお茶メニューもある。
高山烏龍茶1両350元(≒1,330円)を注文。残った茶葉はお持ち帰りができた。
最初の一杯はお店の人が入れてくれるが、その後は自分たちでいれる。
お茶菓子や軽食のメニュー。どれもお手頃価格!
大根餅とさつまいもフライを注文したが、これが非常に美味しかった!
個室でリラックスできるので、まったりと2時間以上過ごしてしまった。のんびりと過ごしたいときにおすすめ!
会計は10%のサービス料がかり、トータルで737元(≒2,800円)だった。
参考 逸馨園書香茶坊【トリップアドバイザー】
住所:新北市板橋区南雅東路45號
南雅夜市(板橋夜市)を散策
18:15 逸馨園を出ると、目の前の通りで夜市が始まっていたので、ブラブラと歩いてみた。
大きな夜市でたくさんのお店がでていた。
胡椒餅に初挑戦!
美味しかったが、後日台北で食べた胡椒餅のほうがアツアツジューシーだった。
ほとんどが地元民のローカル夜市だが、観光客でも普通に楽しめた。
もっといろいろと食べてみたかったが、お腹がいっぱいで食べれなかった。初日に行った寧夏夜市に比べると、規模が大きく、落ち着いてみれるので、個人的にはこっちの夜市のほうがよかった。
参考 南雅夜市【トリップアドバイザー】
住所:新北市板橋区南雅東路與南雅南路一段
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