午前中は世界遺産の「タンロン遺跡」を見学。世界遺産のわりには観光客が少なくて地味だったが、その分ゆっくりと見学できた
午後は「ウェストレイク(西湖/タイ湖)」へ行きスワンボートに乗ったりして予定外にアクティブに行動した。夜は旧市街のナイトマーケットを散策して充実した1日だった。
- 旅行期間:2014年12月6日 ~ 2014年12月15日(9泊10日)
- 訪問した場所:ハノイ市内・バッチャン村・ハロン湾・タムコック
- 旅行形態:個人旅行/母親(シニア)と2人旅
- 旅行費用:約10万円/人(お土産代を除く)
旅行概要の詳細: ハノイ旅行記【概要&まとめ】
前の記事:ホーチミン廟・水上人形劇・足マッサージ
ホテルから歩いてタンロン遺跡へ
2014年12月13日(土) ハノイ8日目
ホテル前のカフェで朝食。この他にフォーも食べているので朝から結構なボリューム!
旧市街から近くてどこに行くのにも便利な立地で、スタッフがみんなとても親切だった。中級ホテルなので日本のビジネスホテルのような感じではあるが、清潔感があって快適にすごせた。朝食バイキングがついて値段もお手頃!
オススメ度
朝食後少し休んでから出発
ハノイに来て1週間が経ったので、最初の頃に比べると随分と道も覚えてすいすいと歩けるようになった
路上で調理販売しているおばさん
豆腐の揚げ物のようなもの
路上では地元の人がお風呂イスに座って朝食を食べていた。これがベトナムの定番朝食スタイル。日本人が地元の人の混じって路上で朝食を食べるのかなり勇気が必要。私は絶対に無理…と思ったが、眞鍋かをりさんの著書には地元の人に交じって路上で朝食を楽しんだエピソードが書かれていたので、挑戦するのもありかもしれない。
祥伝社
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62件のカスタマーレビュー
眞鍋かをりさんのひとり旅での数々のエピソードが面白く書かれている本でベトナムひとり旅のことも書かれている。ホーチミンの空港でぼったくりタクシーにあったことやバイクタクシーに初挑戦したことなども書かれていてとても楽しめる一冊!!
タンロン遺跡は世界遺産に指定されているが、かなり地味で『入口がとてもわかりにくい』。そのため、入口を通り過ぎて随分と先まで行ってしまい引き返す羽目になった
ちなみに入り口は軍事歴史博物館のフラッグタワーのすぐ裏のHoang Dieu St.沿いにある。フラッグタワーから歩いて1分位で入口に着くので、それ以上かかったら通り過ぎていると思った方がよい。
◆タンロン遺跡
2003年からベトナムの首都、ハノイで発掘された遺跡群。タンロン(昇龍)はハノイの旧称。1010年から1804年までほぼ一貫してベトナム諸王朝がここに都を置いたため、各時代の遺跡が重なっているのが特徴である。2010年8月にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。(Wikipediaより)
チケットは15,000ドン(約90円)
・龍の手すりの石階段
階段の上の高くなっているところに、かつて敬天殿と呼ばれる宮殿があった。
・展示室
発掘の様子が書かれたパネルや出土した沢山の陶器が展示されている部屋がいくつかあり、自由に見学できる。どの部屋に行っても人はほとんどいなかった。
・トイレ(女性用)
世界遺産なのにドアがついていないトイレとは驚いた。ドアのある個室が2個あったので迷わずそちらを使用した。ベトナム人の団体が入っていったので覗いてみると、ドア無トイレを普通に使っていた。日本人がこれを使うのはかなり勇気が必要!
これはタンロン遺跡の一番端っこにあったトイレ。便器すらなくて用を足したあとは桶で水を汲んで流すタイプ。これにはさらに驚いた。これ以外に個室が1つあったのでもちろんそちらを使った。
・後楼(Princess pagoda)
敬天殿の後ろ(北側)に位置している為に後楼と呼ばれる。19世紀阮朝時代、皇帝が都のフエからハノイを訪れ敬天殿に宿泊した時、随行してきた側室や女官達が皇帝のお世話をするために控える場所とされていた。
建物は三階建てで上まで階段で登ることができるので登ってみた。
・端門
端門には五つの出入り口があり、その両脇には更に、楼閣へ上るための階段がある。
端門はタンロン遺跡のシンボル的存在とあって、この付近には人が結構集まっていた(他の場所には驚くほど人が少なかった)。とはいえ、観光客がたくさんというわけではなく、地元の20歳位の若者グループが大多数で、アオザイを着て写真を撮っていた。卒業記念の写真を撮っていたようで、ベトナムでは一般的らしい。
端門の2階部分から眺めた景色。すぐ向こうにフラッグタワーが見える。
裏側には保存された発掘現場がある。ガラス張りになっていて下を覗くことができる。
・「D-67」の建物と地下会議室
「D-67」という建物があり、そこには地下に下りる階段がある。地下にはベトナム戦争時に重要な会議が行われた会議室などがある。地球の歩き方に載っていたのでこの場所を探しあてたが、標識などが特にないので知らないと気づかないくらいわかりにくい場所にある。
階段の入り口
この階段を下っていくと地下へ行く。地下には作戦会議室と、機材などが置かれた小さい部屋の二つがある。
・作戦会議室
敷地が広いのでゆっくり見学していたらお昼を過ぎていたので、見学を終了して、隣のハイランズコーヒーへ
ランチ&フラッグタワー・戦闘機を見学
「フラッグタワー(国旗掲揚搭)」のすぐ横に「ハイランズコーヒー」があったのでここでお昼休憩。これでハイランズコーヒー3回目。チェーン店なのでいろいろなところにあって便利。
椅子もゆったりしていてくつろげたのでここで1時間程休憩
ベトナムのサンドイッチ「バインミー」。安くて美味しいの手軽にたべられる。
ハイランズコーヒーの敷地と同じところに「フラッグタワー」がある。塔のふもと部分まで行ってみたが、このときは鍵がかかっていてタワー部分には登れなかった。
「フラッグタワー」のすぐ横にはアメリカ軍や北ベトナム軍の戦闘機が展示されていた。これは屋外にあるので誰でも自由に見ることができる。奥に見えるのは「タンロン遺跡」。
ベトナム戦争当時、撃墜された「B-52爆撃機の残骸」
・ベトナム軍事歴史博物館
館内には、戦争遺物や写真などを展示されている。あまり興味がなかったので中へは入らなかった。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
この日の観光の目的はは「タンロン遺跡」だったので、そのままホテルに戻ろうと考えていたが、ガイドブックをみていたら「タイ湖(西湖)」というハノイ最大で美しい湖が結構近くにあることが判明したので、歩いて行ってみることにした。
道路で見かけた光景:木にものすごい電線がからまっていた!
タイ湖(西湖)湖畔にある「鎮国寺」へ
タンロン遺跡のある道路沿いをゆっくり歩いて20分位でタイ湖に到着。タイ湖周辺はハノイ人にとって憩いの場所らしい。
湖畔にあるハノイ市最古の仏教寺院「鎮国寺」が有名だというのでまずは「鎮国寺」へ
タイ湖は広いので「鎮国寺」へ辿りつくまでには畔を結構歩く
寺院の目印となる仏塔がみえてきたら入口はすぐ
・入口の門
中に入ると、観光客が結構いた。
・仏塔(パゴダ)
・本堂:靴を脱いで中に入ることができる。
タイ湖でスワンボート
「鎮国寺」を見学後は湖畔を歩いて、ボート乗り場へ。ハノイで一番大きな湖とあって、ホアンキエムよりも随分と大きかった。
スワンボートに乗ってみた!
チケットを購入してからボートに乗りこむ。1時間8万ドン(約480円)。
ボートは結構老朽化していて途中で水が少し入ってきて心配になったが大丈夫だった。静かで美しい湖の上でゆっくりと時間を過ごせてなかなかよかった。
スワンボートを楽しんでいる人が意外と多かった!
その後、湖の近くにあった「zenQ」というスイーツのお店でタロイモ入りのチェーを購入して、湖畔のベンチで食べた
ベトナムスイートの「チェー(ベトナムのぜんざい)」を食べてみたかったので購入してみたが、このお店は台湾のチェーン店だったようで台湾風にアレンジされたチェーだった。後日一般的なチェーを食べてみたが、それとはちょっと異なっていた。
かなりのボリューム。温かいタロイモと冷たいアイスが一緒に入っていてやや不思議だったが美味しかった。
その後は、まっすぐ歩いてホテルへ
フラッグタワーがライトアップされていた。
旧市街のナイトマーケット&ベトナム料理の夕食
金曜日から日曜日の夜に旧市街で「ナイトマーケット」が開催される。この日は土曜日だったので、PM7時頃ナイトマーケットに行ってみた。
旧市街のメイン通りが歩行者天国になって、露天が立ち並ぶ。地元の人がほとんどで、観光客はちらほらと歩いている程度だった。
主に衣類、生活雑貨、下着類などが売られていた。地元の人向けで観光客向けのものはなかったが、通りを歩いているだけで地元の雰囲気が味わえるので行った価値はあった。
食べ物の屋台もでていたが、食べる勇気はなかった。
ナイトマーケットを一周したあとは、『ラップ&ロール』で夕食。このお店はチェーン店でホーチミン旅行時にも行ったことがあるお店。店内は清潔で、メニューに写真があるのでわかりやすい。どの料理も普通に美味しかった!
生春巻き
もっちりとした蒸し春巻き
フォーを野菜と一緒に炒めたもの
夕食後はまっすぐホテルに戻り、ハノイ8日目が終了!
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