リスボンから『谷間の真珠』と呼ばれる中世の面影を残す美しくてかわいい村「オビドス」に向かい、オビドス観光をした後、海辺のリゾート地「ナザレ」へ移動して1泊した。
- 旅行期間:2014年3月14日 ~4月3日
- 個人旅行、母親(シニア・体力あり)との2人旅
- スペイン:マドリード、トレド、サラゴサ、バルセロナ
- ポルトガル:リスボン、オビドス、ナザレ
- 費用:約23万円/人(お土産代を除く)
リスボンからオビドス、ナザレへの行き方
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自分で電車やバスに乗るのが面倒だという人はツアーを利用してしまうと楽。
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個人でバスで行く
リスボンからオビドスまでは直行バスで約1時間。オビドスからナザレまではバスで1時間ちょっと。オビドス~ナザレの直行便の数はとても少なく、直行便以外に乗る場合は途中で乗り換えが必要になる。
オビドスだけなら簡単にバスで日帰りで行くことができる。 日帰りでオビドスとナザレの両方に行くこともできるが、かなり忙しくなってしまうので、両方に行く場合はオビドスやナザレに宿泊するのがおすすめ!
今回の旅行では、バスでオビドスとナザレ(ナザレで1泊)へ行ってきたので、その方法は以下をご参考に。
ホテルからバスターミナルへ(地下鉄)
2014年3月20日(木) 旅行7日目(リスボン~オビドス~ナザレ泊)
8:00 リスボンのホテルをチェックアウト
翌日またこのホテルに戻ってくるので、フロントでスーツケースを預かってもらい(無料)、1泊用の小さなカバンで出かけた。
地下鉄駅からすぐで、駅にはデパートが隣接していてその中にスーパー、惣菜屋、飲食店などがあり便利だった。室内は広くてバスタブや冷蔵庫もあり、ホテルの人の対応もよかった!
オススメ度
地下鉄でバスターミナルのある「カンポ・グランデ駅」へ
駅前にたくさんバスがとまっているバスターミナルがあるが、オビドス行きのバス乗り場はここではなく、駅を背に右に歩いてから道を渡った高架下のところにある(駅から徒歩1分)。
奥にあるのがカンポ・グランデ駅。オビドス行きのバス停はこの写真手前の道の左側にある。
バスは9:30発で、出発まで約1時間あったので、近くのカフェで休憩
ほとんどの人がカウンターでコーヒーを立ち飲みしていた。通勤前の人たちと思われる。
リスボンからオビドスへ(バス)
9:30 オビドスを経由する「CALDAS DA RAINHA(カルダス・ダ・ライーニャ)」行きのバスに乗車。運賃は乗車時に運転手さんに支払う。車内はフリーwifiも飛んでいて快適だった。
オビドスの街歩き&ランチ
10:30 オビトスに到着
オビドスは、城壁に囲まれ丘の上にある小さな村で、ゆっくり歩いても1、2時間で見てまわれる。
バス停からこの階段を上っていくとオビトスの村がある。
まずは観光案内所(写真右側の建物)へ行き、観光情報や帰りのナザレ行きのバス時刻を教えてもらった。また、ここで荷物を無料で預かってもらえた。
イスラム時代に作られたオビドスの入り口「ポルタ・ダ・ヴィラ」と呼ばれる城門。ここから村へ入っていく。
門の中は綺麗なアズレージョで飾られている。
一角ではおばあさんが編み物をしながらお土産を売っていた。
門をでるとオビドスの村に入る。花で飾られた白い壁の家々がありとてもかわいらしい。
門を入って左側に城壁に登る階段があるので、まずは城壁に登って村全体を見渡す。
城壁の外は雄大な景色。曇り空だったのが残念…。
オビドスの村を城壁が囲んでいる。
城壁を少し歩いたあとは、街歩き
ここはメインストリート。石畳の道の両側に白い壁の家が並んでいる。
通りにはお土産屋さんがたくさん並ぶ。
通りのあちこちでオビドス名物の「ジンジャ」というさくらんぼのお酒が売られていた。チョコレートの小さな器に入れられて1ユーロで売っているので観光客でも気軽に飲むことができる。昼食後に飲もうと思っていたが、お昼にワインをたくさん飲んだため断念した。
地元の子供たちの遠足に遭遇した。小学生の集団に出会うとそのたびに「こんにちわ」と声をかけられた。
村の真ん中にある「サンタマリア教会」
教会の壁はアズレージョで覆われている。
メインストリートから少し中へ入ると住宅地が並んでいる。
日本より暖かいのですでに春の花が咲き始めていた。
このような二人乗りのミニ自動車で観光している旅行者もいた。
お土産屋さんに人なつっこい猫がいた。
こっちにも猫。二匹仲良く車の上で眠っていた。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
オビドスの地元レストランで昼食
13:00 昼食
地球の歩き方に紹介されていた地元のレストランで昼食
地元の人たちが食べている席へ座ろうとしたら、奥にあるきちんとした部屋に案内された
この部屋には誰もいなくて独占状態だったので、かなりくつろげた
2人で2種類のプレートを注文したつもりでいたが、うまく伝わらなかったようで1つしか来なかった。でもかなりのボリュームだったので、2人で一皿で十分だった。
ワインは壺のような容器に入っていて飲んでも飲んでもなくならなかった。
料理もデザートも美味しくて満足だった
オビドスからナザレへ(バス)
昼食後は、お土産屋さんに立ち寄ったりしながら、再びぶらぶらと街歩き。
ナザレ行きのバスが15:20発だと観光案内所で聞いていたので、乗り遅れないように15時過ぎにバス停へ。
しかし、30分経ってもナザレ行きのバスが来ない。観光案内所に再度聞きに行くと、バスの時間は間違っていなかった。何故来なかったのかは不明。
次のナザレ行きのバスは18時過ぎだというので、カルダス・ダ・ライーニャ行きのバスにのって、そこでナザレ行きのバスに乗り換えていくことにした。最初からこの行き方にしておくべきだった。カルダス・ダ・ライーニャ行きのバスはナザレ行きに比べれば本数は多いものの1時間に1本程度と少ないので、結局、バスに乗るまで1時間以上も待つはめになってしまった。
その間、バス停でずっとバスを待っていた地元のおばさんがいて、ナザレ行きのバスについて周りに聞いてくれたりした。言葉は全く通じなかったが、身振り手振りでなんとか意思疎通をはかり、最後には立派なお菓子までもらって旅のよい思い出となった。
17時頃 カルダス・ダ・ライーニャ行きのバスに乗車
10分程でカルダス・ダ・ライーニャに到着
カルダス・ダ・ライーニャのバスターミナルには窓口があり、そこでナザレまでの乗車券を購入。運よく10分程の待ち時間でナザレ行きのバスに乗ることができた。
ナザレまではバスで約1時間
ナザレの街歩き&夕食
海沿いのホテルに宿泊
18:00過ぎ ナザレに到着
ナザレのバスターミナルは小さな小屋で窓口におじさんが1人いるだけ。
まずはホテルへ。ホテルまではバスターミナルから歩いて5分程。
ホテルの目の前には海が広がり立地抜群!
アパートメントタイプの部屋を予約したが、オーシャンビューの部屋が空いていたためホテルの人が気を利かせてオーシャンビューの部屋に案内してくれた。しかし、これまでに溜めていた洗濯をもってきていて、洗濯がしたかったので洗濯機のあるアパートメントタイプの部屋を希望し、宿泊した。ホテルの人は不思議がっていた。
アパートメントタイプの部屋(洗濯機つき)。ベッドルームも別にあり十分な広さだった。
ナザレの街歩き
洗濯をセットしてから、ホテル周辺を少し歩いてみた
細い路地がたくさんあって散歩するにはちょうどよい。
ポルトガル料理の夕食
19:30 ホテルの1階にあるレストランで夕食
入ったときはお客さんが誰もいなかったが、20時過ぎると地元の人や観光客が次々と入ってきた。地元の男性はテレビのサッカー中継を夢中で見ていた。
席に座ると、パンとイワシのパテ、干し鱈のコロッケがテーブルに用意される(これが標準的なポルトガルレストランのスタイル)。私は魚のパテは苦手なので手をつけなかったが、同行者はおいしいといってパクパク食べていた。
チキンのグリル
イワシのグリル
料理は美味くて満足したが、量が多くて食べきれないほどだった!
ホテルの宿泊客は食事代が10%割引になるサービスがあったので、少しお得に食事ができた
ずっと天気に恵まれてきたが、この日の夜は雨がポツポツと降り始めた。
コメント
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