ポルトガル(5)ナザレ観光

ポルトガル

ナザレは小さな町なので半日で十分観光を楽しむことができた。
ナザレの女性たちは独特の伝統衣装を身にまとうなどリスボンとはまた違う光景だった。

スペイン・ポルトガル旅行
  • 旅行期間:2014年3月14日 ~ 2014年4月3日(18泊21日)
  • 旅行形態:個人旅行/母親(シニア・体力あり)との2人旅
  • 訪問都市(スペイン):マドリード、トレド、サラゴサ、バルセロナ
  • 訪問都市(ポルトガル):リスボン、オビドス、ナザレ
  • 旅行費用:約23万円/人(お土産代を除く)

旅行概要の詳細: スペイン・ポルトガル旅行記【概要&まとめ】
前の記事:オビドス観光&ナザレへ

ホテル付近の散策&朝食

2014年3月21日(金)曇り 小雨 旅行8日目(ナザレ観光~リスボンへ)

朝食の前に30分位ホテルの周辺を散策足

 ナザレで宿泊したホテル 
ホテル オセアノ(Hotel Oceano)
従業員はみんな親切で海沿いにあり立地抜群! 宿泊者は1階のレストランの割引サービスあり。

オススメ度 star2 star2 star2 star2 star2 +1

朝からどんよりとした天気

この通りにホテルがあり、ここがメインストリート

こんな感じの小道ががたくさんある(向こう側はビーチ)

7:30 ホテルのレストランで朝食
パン、ハム、チーズなどの簡素なビュッフェ。

朝食後は少しホテルで休憩して、9時頃に近くの市場に行ってみた。

ナザレの市場

体育館のような天井の高い建物の中で市場が開かれている。

新鮮な果物

奥の少し高くなっているエリアでは女性が魚介をさばいて売っていた。

ポルトガルの国民食「バカリャウ(干し鱈)」。

市場を見学したとは、散策しながら、ケーブルカー乗り場へ

ナザレの街を歩いていると、ひざ丈スカートにハイソックスという年配女性をたくさん見かけた。これはナザレ女性の伝統衣装で、スカートは最大で7枚重ねてはく。未亡人になると黒づくめの衣装を着る。黒い衣装を着ている年配女性も結構見かけた。
 

ケーブルカーに乗って高台へ

階段でも行くことができるが、かなり急な坂なのでケーブルカー(往復で2.4ユーロ)を使うのがオススメ!

ナザレの街を見下ろしながら崖の上へのぼっていく

崖の上へ到着。この高台の地域は「シティオ地区」と呼ばれている。

ケーブルカーの駅を出てすぐのところに展望台があり、美しいナザレの街と大西洋を見下ろすことができる。

写真の左下にみえるのがケーブルカーの線路。ここからのぼってきた。

曇っていて今にも雨が降りそうな天気

少し歩くと見事な教会が見えてくる。

ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会

4世紀に聖職者がイスラエルのナザレから聖母マリア像を持ってきたことから、この街がナザレと呼ばれるようになった。そのマリア像を洞窟の中に隠しておいたら、後に発見され、巡礼者達が押し寄せてきたので、この教会が建てられた。教会にはこの伝説のマリア像が置かれている。

礼拝堂は無料で見学できる。

伝説のマリア像をみるのは有料。おじさんに1ユーロ払うと、奥にある廊下へ入ることができた。
このときは他に誰もいなかったので独占状態でゆっくりと見学できた。

アズレージョの回廊

通路の奥にはキリストや絵画が飾られている部屋があった。

そして祭壇からは伝説のマリア像を至近距離で見ることができた!

祭壇からみた礼拝堂

商売上手なナッツ売りのおばさん

教会見学後、外にでて少し歩くと、すごい商売っ気のあるナッツ売りのおばさんがいて、次から次へといろいろなナッツを試食させられた。それほどおいしいわけでもなかったが、愛嬌のあるおばさんだったので、結局ナッツを買ってしまった。本当に商売上手だ。日本人の感覚だと試食したらついつい買ってしまうが、他の国の人だと試食してもそのまま立ち去ってしまう人も多いので買わなくてもOK。

これがそのおばさん。写真をお願いしたら、伝統衣装の7枚重ねのスカートをめくってポーズしてくれた。とても明るい人だった。

教会の前にはメモリア礼拝堂がある。

メモリア礼拝堂

12世紀に騎士の命を聖母が救ったという奇跡に感謝して建てられた。とても小さな礼拝堂。

礼拝堂の内部

魚を干している女性

11:00 ケーブルカーに乗って丘の下へ
下から来るケーブルカーと上から来るケーブルカーが途中ですれ違う。

12:00 ホテルをチェックアウトし、フロントに荷物を預けて昼食へ

ランチは地元レストランであんこうのリゾット

お昼は「地球の歩き方」に紹介されていて、ネットでも評価が高かった「Rosa dos Ventos」というレストランへ。

http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g315902-d3519335-Reviews-Rosa_dos_Ventos-Nazare_Leiria_District_Central_Portugal.html

人通りの少ない小道にあって見つけにくかった。

こじんまりとしたレストランで、マスターは話好きでとても親切だった。

白ワインはキンキンに冷えた壺に入ってでてきた。

あんこうのリゾット。グツグツしたのがでてきて、具もたくさん入っていて美味しかった!
 

デザートも美味しくて満足したウッシッシ (顔)
 

料理も美味しくて、お店の雰囲気もとてもよくてオススメ!!

ナザレからリスボンへ(バス)

14:20 バスでリスボンへバス
乗り換えなしでリスボンまでいくバスは1日に数本しかないので、事前に調べておいた。バスターミナルのおじさんは英語は通じないが、行き先を言うと、時刻表に赤丸をつけてくれて教えてくれた。

16:10 リスボン着
行きとは異なるRede Expressos社のバスで「セッテ リオス バスターミナル」に着いた。
外はポツポツと雨が降り始めた小雨

バスターミナルからすぐのところに地下鉄駅があったので、地下鉄でホテルへ

◆ ◇ ◆ ◇ ◆

16:50 ホテル着

11階のホテルの部屋からの眺め。

 リスボンで宿泊したホテル 
レアルパルケ(Real Parque Hotel)
地下鉄駅からすぐで、駅にはデパートが隣接していてその中にスーパー、惣菜屋、飲食店などがあり便利だった。室内は広くてバスタブや冷蔵庫もあり、ホテルの人の対応もよかった!

オススメ度 star2 star2 star2 star2 star2 +1

ホテルで休憩後、近くの教会を見学して、スーパーで食料を購入。外は雨がかなり激しくなっていた。

今回の旅行中はイチゴがあちこちで売られていたのでスーパーで何度か買った。
大きくてみずみずしくて美味しかった。しかも値段が手頃だった。

オビドス・ナザレへの小旅行は大満足わーい (嬉しい顔)
最初は日帰り観光も考えたが、宿泊することでゆっくりと観光できたので1泊2日にしてよかった。リスボン滞在も残り2日。翌日はベレン地区を観光。

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