予約殺到の翻訳機「ポケトーク」を使ってみたレビュー

発売以来予約が殺到しているという超小型の音声翻訳機「ポケトーク (POCKETALK)」を使ってみたレビューです。ボタンを押して話すだけの簡単操作なので機械が苦手な人でも使いこなせます。翻訳精度も高く、双方向の翻訳ができるのでこれ1台あればお互いに会話することができます。言葉ができなくて海外旅行が心配という人もポケトークを持っていれば安心です。

ポケトーク (POCKETALK)とは

POCKETALK(ポケトーク)は超小型の音声翻訳機で、日本経済新聞社 2017年第四半期新製品ランキングで1位を獲得した人気商品です。英語はもちろん、中国語、韓国語、フランス語、タイ語、ベトナム語など、世界50言語以上に対応しています。

対応言語は公式サイトで確認できます
ポケトーク公式サイトicon

双方向のコミュニケーションができる(日本語を外国語に翻訳するのはもちろん、外国人が話した言語を日本語に翻訳してくれる)ので、より深いコミュニケーションができます。旅行やビジネスはもちろん、語学学習など幅広く活用できます。

▼ポケトークを使ってレストランを想定した会話をしてみました。「日本語→英語」⇒「英語→日本語」の順に翻訳しています。このように双方向でのコミュニケーションができます。

▼ポケトークはこんな人・こんな場面におすすめ!

  • 簡単な操作で使える高精度の翻訳機がほしい
  • 海外旅行が好きな両親・友人へのプレゼントとして
  • 海外旅行のトラブル時(スリや病気etc)の対応に
  • 外国人のお客様の対応に
  • 語学学習の補助として文法や発音のチェックに
海外でスリに合った場合、保険の適用を受けるにはには現地警察で証明をもらう必要があります。英語ができないと警察とのやり取りに苦労しますが、ポケトークがあれば双方向の会話ができます。海外での緊急事態の際、ポケトークを持っていると安心です。

スマホの翻訳アプリとの違いは

「Google翻訳など優れた無料アプリがあるのに高額な翻訳機がなんで必要か?」と思うかもしれませんが、海外旅行中に翻訳アプリを使いこなすのはとても難しいのです。確かにGoogle翻訳の翻訳精度は高く便利ですが、旅行先などで使いたいときにすぐに使えるかというとそうでもないのです。

私は実際にイタリア旅行のときに翻訳アプリで現地の人とコミュニケーションをとろうとしましたが、アプリの起動に時間がかかったり、周囲が騒がしかったりしてうまく使えませんでした。

ポケトークと翻訳アプリとの違い

  • 起動が速い(約1~3秒)
  • 人混みや騒がしい場所でも人の声を認識しやすい
  • バッテリーの持ち時間が長い(連続約6時間使える)

翻訳アプリは室内の静かな環境では便利ですが、いざ海外旅行で使おうと思ってもなかなかうまくいきません。ポケトークは翻訳に特化した機械なので、素早く起動し、騒がしい環境でもすぐに使えます

また、海外で知らない人にスマートフォンを利用させるのは、盗難のリスクなどもあって怖いです(特にiphoneは海外で狙われやすい)。ポケトークなら盗難リスクが低く、万一盗まれても、個人情報が流出したりするリスクはありません。

ポケトークの使い方・実際に使った感想

同梱物一式

これがポケトークに入っている一式です。①本体 ②充電用ケーブル(microUSB) ③取扱説明書 ④スタートガイド ⑤SIMカード(専用グローバルSIM同梱モデルの場合)

大きさ

サイズは110×60×16mm、重さ約90グラムと小型軽量なので常に携帯していても負担に感じません。

シリコンカバーが別売されています。これにいれると滑らず持ちやすいです。

操作方法

操作はタッチボタンをタップして(指で軽く触れる)、話すだけ。

話す言語側をタップし、POCKETALKに向かって話すだけすぐに翻訳が始まります。

翻訳結果は音声だけでなく、ディスプレイ上に文字でも表示されます。20件まで履歴を表示することもでき、履歴を再生することも可能です。

翻訳精度が高く、長い文章も翻訳できる

ポケトークの翻訳精度は第三者機関による評価で5点満点中4.24という高い結果がでています。実際に使ってみて確かに精度はかなり高いと感じました。実際にポケトークで外国人(フランス人、台湾人、韓国人)と会話してみましたが、日常会話なら問題なく翻訳できました。

「広島風お好み焼き」を英語に翻訳すると以下のようになります。

  • 普通の翻訳機⇒ Hiroshima Wind Okonomiyaki
  • ポケトーク⇒ Hiroshima Style Okonomiyaki

一般的な翻訳機では「広島風」の風を『風が吹く』の風(Wind)と直訳して意味不明な翻訳となりますが、ポケトークではきちんとスタイル(Style)と訳すので意味が伝わります。これがポケトークの精度が高いと言われる理由です。

精度が高いとはいえ、ときどき変な翻訳をすることがあります(特に長い文章で)。それでも言おうとしていることはほぼ理解できます。外国人が日本語を話すときに『て・に・を・は』や『文法』が少し変でも、何を言おうとしているのが理解できるのと同じ感じです。

ポケトークはソフトウェアのアップデートがされるので、対応言語数が増えたり、改善点が修正されたり、翻訳精度が向上したり…ということが定期的に行われます。今後のアップデートでさらなる精度アップが期待できます。

▼ポケトークを使って長めの文章を翻訳してみました。「日本語→英語」⇒「英語→日本語」の順に翻訳しています。長文OKでなので、旅行会話であれば不自由することなく使えます。

言葉がわからなくても、ポケトークを使えば上記のよう双方向のやりとりが瞬時にできます。

ポケトーク公式サイトicon

口コミ・評判は(利点・欠点)

Amazonやビックカメラの購入者レビューに掲載されていた口コミを紹介します。

意外に正確な翻訳です。ヘルシンキで空港のカウンターの方に、便を早めて欲しいとお願いして、差額を払い発券してもらうまで、日本語⇔フィンランド語でやり取り出来ましたし、宿泊先のチェックイン時も英語で役立ちました。

海外両行の必須アイテムになりそうです。一般の会話の翻訳なら的を得た翻訳をしてくれます。双方翻訳ができるのがとてもいいですね。価格は高めですが現地で会話に困ることがなくなるので購入してよかったです。

語学学習に使える!日常会話の練習に最適。履歴で繰り返し聞いたり、外国語モードで入力してみるなど、リスニングとスピーキングの練習にも使える。

操作は簡単です。英語しか使いませんが、翻訳は十分なレベルと速さです。出来れば、女性の声がもう少し柔らかい声だと良かった。低い声なので、少し音質が荒れる感じがします。あと、ディスプレイが小さいので、センテンスが読みづらいのが残念です。

▼こちらの人は雑音があってもドイツ人と長い会話が自然にできたとのことです。

良い点としては、

  • 操作が簡単
  • 翻訳精度が高い
  • 日常会話の語学学習に最適

悪い点としては、

  • 値段が高め
  • 女性の声が低くて音質が荒れる感じがする
  • ディスプレイが小さいため、センテンスが読みづらい

私も皆さんのレビューと同じ感想です。

ポケトークとイリーとの比較

ポケトークとよく似た翻訳機に「ili(イリー)」があります。小型で持ち運べる翻訳機として似ているのでポケトークとよく比較されますが、性能にはかなり違いがあります。

ポケトーク ili(イリー)
価格 24,800円(本体のみ)、29,800円(本体+SIM) 19,800円
ネット接続の有無 ネット接続が必要(専用SIMを購入すればどこでも使える) ネット接続が不要
用途 旅行、ビジネス、語学学習 主に旅行
対応言語 63言語 3言語(英語・中国語・韓国語)
翻訳できる文章の長さ 長文もOK ワンフレーズのみ
翻訳の方向 双方向(日本語→外国語、外国語→日本語) 片報告(日本語→英語、中国語、韓国語、外国語から日本語への翻訳はできない)
翻訳精度(※) 4.24/5 2.88/5

※第三者機関で測定した結果

ポケトークとイリーのメリットをまとめるとこんな感じです。

ポケトーク ili(イリー)
・翻訳精度が高い
・63言語に対応
・長文にも対応できる
・双方向の会話ができる
・人混みや騒がしい場所でもOK
・バッテリーもちが長い
・オフラインで使える
・翻訳スピードが速い
・ボタン1つでシンプル構造

この結果をみると、圧倒的にポケトークが優位ですね。イリーのほうが値段が若干安いですが、そこまで安いわけでもないので、中途半端感があります。「とにかくシンプルに使えて、自分の意志をワンフレーズで伝えるだけでOK」という人はイリーでもよいと思いますが、現地の人と双方向の会話をしたいなら断然ポケトークがおすすめです。

ポケトーク公式サイトicon

専用グローバルSIMは必要?

ポケトークを購入する場合、

  • POCKETALK本体のみ【24,800円】
  • POCKETALK+専用グローバルSIM(2年)【29,800円】

という2種類があります。

ポケトークを使うにはWiFi接続かSIMが必要です。自宅や店舗などWifiのある環境で使う場合は、POCKETALK本体のみを買うのが経済的です。海外旅行・出張先で使う場合には、専用グローバルSIMがセットになったモデルを買うのがおすすめです。

  • 海外旅行で使う⇒専用グローバルSIMモデル
  • 国内(自宅・店舗etc)のWifiがある環境で使う⇒本体のみ

専用グローバルSIMがあればWifiがなくても世界62カ国で使えます。契約や手続き不要ですぐに利用でき、2年間通信料も不要で使い放題です。専用グローバルSIM利用可能国と地域はこちらで確認できます。
SIMカード利用可能国と地域(公式サイト)icon

SIMカードなど難しくてよくわからないという人でも心配はいません。一度設定してしまえば、あとは何もしなくても使えます。

裏面にSIMカードを入れるところがあります。

説明書通りに設定すればすぐに使えます。

専用グローバルSIMは利用開始から2年間使え、その後も利用する場合は延長できます。

ポケトーク公式サイトicon

レンタルと購入どっちがおすすめ?

ポケトークを海外で使うには「購入する」と「レンタルする」の2通りがあります。レンタルする場合には、モバイルWiFiのレンタル会社である「グローバルWiFi」で借りることができます。

レンタル料金は1日800円ですが、ポケトークのみのレンタルはできません。モバイルWiFiをレンタルした場合のオプションとしてポケトークをレンタルすることができます

イタリア7日と韓国3日で『モバイルWiFi+ポケトーク』をレンタルした場合の料金を調べてみました。いずれも、余計なオプションなどは一切つけていない最も安いプランです。

▼イタリア7日間で19,258円。

▼韓国3日間で6,222円。

地域によって異なりますが、料金の目安は1週間で約2万円、3日間で約6千円です。モバイルwifiのレンタルが必要な人ならよいですが、wifiレンタルが必要ない人にとってはずいぶん割高となります。

ポケトークは「本体のみ」で約2.5万円、「本体+専用グローバルSIM」で約3万円で購入できるので、海外によく行く人なら購入してしまったほうが経済的です。逆にあまり海外に行く機会がなく、モバイルWifiのレンタルもする人は購入するよりレンタルするのがおすすめです。

ポケトークの使い方は簡単ですが、事前に練習をしておいたほうがコツがつかめて使い勝手がよくなります。レンタルする場合は、出発前にヨドバシカメラなどのデモ機で練習しておくことをおすすめします。

ヨドバシカメラ、アマゾン…ポケトーク購入はどこがお得?

ポケトークは公式サイト(ソースネクスト)の他にも、Amazonやヨドバシカメラ・ビックカメラなどの家電量販店でも購入できます。が、価格面と保証面から公式サイトで購入するのがおすすめです。

公式サイトでの価格(税抜)は以下の通り。

  • 本体のみ:24,800円
  • 本体+専用グローバルSIM(2年):29,800円

Amazonや家電量販店でも値引きはしておらず、公式サイトよりも少し高い価格で販売されています(2018年4月現在)。

価格以外にも公式サイトで購入するメリットとしては「ワイド延長保証」という手厚いサポートが受けられることです。通常のメーカー保証は自然故障のみで6か月ですが、ワイド延長保証をつけると水没や偶然の事故による端末の破損なども保証対象となり保証期間も3年間と長くなります。3年間で2,980円なので、いざというときのためにワイド延長保証をつけておけば安心です。

ポケトークを販売している「ソースネクスト(SOURCENEXT)」は東証1部に上場している日本企業で、パソコンのセキュリティーに強い会社なので、公式サイトで購入する際の安全性も高いです。

ポケトークは人気が高くて入荷待ちのことも多いので、海外旅行に持っていく場合は、余裕をもって早めに購入することをおすすめします。

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このブログの運営者
トラベル旅行記.com(70年代生まれ・女)
旅行とネコが好きで、これまでに旅行した国は約40か国。旅行は年2~3回ペース。東京のボランティアガイドもたまにやっています。
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