モロッコ(4)シャウエン旧市街の観光

シャウエン旧市街 モロッコ

モロッコで最初に訪れた都市はシャウエン。シャウエンの旧市街(メディナ)は「青の街」として有名だが、『猫の街』としても猫好きの間では知られている。

シャウエンは小さな街なので日帰り観光する人も多いが、のんびりと猫散歩したりとゆっくり過ごそうと思い、シャウエン旧市街に2泊した。しかし、2日とも雨(土砂降りにも遭遇…)という悲惨な天候となり、予定していたような楽しい散策はできなかった。それでも、青の街並みを一通り歩いて、地元の人との交流もできてそれなりに楽しめた。

シャウエン旧市街の観光スポット・必要時間

シャウエンはこれといった観光スポットがあるわけではないが、青い町並みのところどころに人気のフォトスポットがあり、悪天候にもかかわらず多くの観光客が写真を撮っていた。適当に歩いているだけで、フォトジェニックな景色にたびたび遭遇できる。

▼青い階段は人気フォトスポット。外国人のポーズの取り方が日本人とはかなり異なる(笑)
シャウエン

シャウエンの見どころ

  • 青い町並み・・・街のほとんどが青い。
  • ハマン広場・・・街の中心にある広場。一角にカスバとグラン・モスクがある。
  • スペイン・モスク(丘の上のモスク)・・・街のはずれにあるビュースポット

旧市街は半日もあれば観光できてしまうが、滞在中は雨だったため、宿にいたり、カフェに入ったり…の時間が多く、2日間滞在した割には街歩きを満喫できなかった(泣)。

とはいえ、丸2日シャウエン旧市街に滞在したので、それなりにシャウエンを満喫することはできた。以下に2泊3日のシャウエン滞在中に訪れた場所について紹介する。

ハマン広場とカスバ博物館

シャウエン旧市街の中心にあるのがハマン広場。一片にモスクとカスバ博物館があり、その反対側にはレストランやお土産屋が立ち並ぶ。

▼町の中心「ハマン広場」。写真左にレストラン、右側にカスバ博物館がある。

▼カスバ博物館の塔の上からは青の街の全景を眺めることができる。

塔にのぼるには入場料が必要となる。今回は悪天候だったので塔にはのぼらなかった。

ハマン広場の一角にはATMもあるので、ここで現金を調達することもできる。

シャウエン旧市街の街並み

シャウエンはマラケシュなどの「ザ・モロッコ」という都市に比べると静かで、いわゆるウザイ勧誘もほとんどいないので、ゆっくりと街歩きが楽しめる。今回は連日雨だったので、そうでもなかったが…。

▼青の街並み
シャウエン

シャウエン

ここは行列ができるほど有名なフォトスポットだが、雨だったので人はあまりいなかった。
シャウエン

現地の男性はベルベル族の民族衣装である「ジェラバ(とんがり帽子のゆったりしたコートのような服)」を着ている人が多かった。
シャウエン

ジェラバはお土産屋さんにも売られているので、観光客(男女問わず)でもジェラバを着ている人が結構いた。

シャウエンの猫

雨だったので猫がくつろいでいる姿はあまりみることができなかったが、猫は街のあちこちにいた。

▼オープンカフェで観光客の膝にのる猫

▼町の中心「ハマン広場」に堂々と座る猫
シャウエンの猫

▼階段でこちらを見つめる仔猫
シャウエンの猫

▼写真を撮っていたら膝の上に乗ってきた仔猫
シャウエン 猫

▼すり寄ってくる猫
シャウエン 猫

あちこちにあるパンを焼く窯

シャウエンの街には伝統的なパンを焼く共同釜があちこちにある。パンは自宅では焼かずに共同釜に持ってきて焼くのが習慣とのこと。

共同釜の存在はガイドブックで読んで知っていた。街中を歩いていたらそれらしいところがあったので、ちらっと覗いてみたら、おじさんにウエルカムされて、写真を撮らせてもらったり、焼き菓子をもらったりした。

▼ごく普通の建物の中に大きな釜があり、パンが焼かれている
シャウエン 共同窯

▼パンやクッキーが次々と窯で焼かれていく
シャウエン 共同窯

▼焼き終わったパン
シャウエン 共同窯

ちらっと覗いただけのつもりが、、中に入れてもらって見せてもらったり、焼いたお菓子をもらうなど現地の人との交流ができた。モロッコではポケトークのウケがとてもよくて、ポケトークで話すだけでやたらと喜んでもらえた。

シャウエンで買ったお土産

マラケシュやフェズにもお土産屋はたくさんあるが、シャウエンのほうが落ち着いていて買い物がしやすい。他の都市では値段がついていないことも多いが、シャウエンでは値段がついているお店が多い。

私がシャウエンで買ったお土産は「オリーブオイル」と「固形状の香水(芳香剤)」。どちらのお店もなかなかおすすめである。

固形状の香水

ハマン広場から細道を少し入ったところにある「La Botica de la Abuela Aladdin」というお店。観光客でにぎわっていた。
La Botica de la Abuela Aladdin

見た目は石鹸にみえるが、首元や手首などにこすりつけて香りをつけるもの。洋服ダンスに入れると防虫効果もあるとのこと。
シャウエン お土産

10gあたり10DHの量り売り。お土産にするといったら、一つずつラッピングしてくれた。

安くもないが高くもないので、バラマキ土産などにもよいのではないかと思う。

参考:La Botica de la Abuela Aladdin【トリップアドバイザー】

アルガンオイル

モロッコには多数のアルガンオイルのお店があり、日本で買うより安い。アルガンオイルは美容にもよいので、特に女性へのお土産としておすすめ!

さきほどの固形香水のお店のすぐ近くにあったお店に入ってみていたら、オーナーがいろいろと説明をしてくれて、よさそうだったので、ここでまとめてお土産用のアルガンオイルを購入した。家族経営で、自分たちで作って詰めていると言っていた。
シャウエン アルガンオイル

種類は1種類だけだが、サイズや容器は様々ある。
シャウエン アルガンオイル

シャウエンで食べたもの

シャウエン滞在中に行ったレストランは以下の記事をご参考に。

レストランやカフェ以外で食べたものとしては、街中で地元の人が売っているパンや焼き菓子。おそらく上記で紹介した共同窯で焼かれたもの。

家の軒先でこんな風に並べて売られている。安くて美味しいので、歩いている途中にあれば買ってみることをおすすめする。
シャウエン

▼共同窯の前で売られていたスイーツ
シャウエン

これは甘すぎて途中でギブアップした!
シャウエン

パンや焼き菓子がおすすめ。ケーキ系は甘すぎるので注意!

シャウエン旧市街滞在中はアパート泊で朝食がつかなかったので、朝食はパンを買って、アパートで食べた。

シャウエン旧市街で宿泊したアパート

旧市街の真ん中にあるアパートタイプの宿【Dar Swiar】に2泊した。アパートだが、オーナーが常にいるのでチェックインやチェックアウトもスムーズで問題なし。オーナーが明るい人でおすすめのレストランに連れて行ってくれたりと親切だった。

▼青い街の中にある
シャウエンのアパート

部屋は狭いが、ミニキッチンもあり、シャワーの温度や水圧も問題なかった。エアコン(暖房)の効きが悪くて室内が寒かった点以外は満足だった。

参考:Dar Swiar【Booking.com】

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