北欧(2)ベルゲン(ノルウェー・ナットシェルでフィヨルド周遊)

北欧

朝から丸1日かけてノルウェー最大の「ソグネ・フィヨルド」周遊へ。残念なことにほぼ1日中雨が降っていてフィヨルドの絶景を見ることができなかった…。でも鉄道、フェリー、バスを乗り継いで自然の中を移動したり、素敵なレストランで昼食を食べたりしたのでそれなりに満喫できた!!

北欧旅行概要
  • 旅行期間:2010年9月22日~9月29日(6泊8日)
  • 訪問都市 : コペンハーゲン→ベルゲン→ストックホルム→タリン→ヘルシンキ
  • 旅行形態:個人旅行/友人との2人旅
  • 旅行費用:約25万円/人

ベルゲン駅からフィヨルド周遊開始!

旅行2日目 9月23日(木):ベルゲン発着フィヨルド周遊

朝食は部屋のドアノブにかけられていた。

サンドイッチ、りんご、ジュース。列車の中で食べる用に持参。

ベルゲンで宿泊したホテル
P-ホテル ベルゲン(P-Hotels Bergen)
部屋は質素だが、観光するのにとても便利な立地で、コストパフォーマンスがよかった!
オススメ度 star2 star2 star2 star2

7:50 ホテル発
けっこうな雨だったが、日程に余裕がないため雨でも行くしかない…。

ホテル外観

噴水のある「フェスト広場」を通って駅へ

8:10 ベルゲン駅に到着

予約してあったフィヨルド周遊チケットを駅内のオフィスで引き換え

周遊チケット

フィヨルド fjord
フィヨルドは両岸を急峻で高い断崖に挟まれた細長く深い湾で、氷河に浸食された氷食谷(ひょうしょくだに)(U字谷)が沈水した地形をいい、峡湾(きょうわん)ともいう。「フィヨルド」はノルウェー語で「内陸部へ深く入り込んだ湾」という意味である。

フィヨルド周遊ツアー
列車、山岳鉄道、フェリー、路線バスを利用して、フィヨルド観光を手軽に楽しめる便利な周遊券「ノルウェー ナットシェル」を利用した。ルートはオスロ・ベルゲン・ヴォスを発着地として6種類ある中で、今回購入したのはベルゲンを朝8:40に出発してベルゲンに夜8:34に戻ってくるというルート。

チケットは公式サイトで購入した。

フィヨルド周遊ルート
ノルウェーナットシェル

時刻表
8:40にベルゲンを出発して夜8:34にベルゲンに戻ってくる
ノルウェーナットシェル時刻表

今回のルートはノルウェー最大の“ソグネ・フィヨルド”を巡るモノ

ソグネ・フィヨルド(ノルウェー語: Sognefjorden)
ノルウェー最大のフィヨルドで世界で2番目に大きいフィヨルドである。フィヨルド内の最も深い場所は内陸部にあり、その水深は1,308mに達する。逆に入口付近はそこが土台のように盛り上がっており水深は100m程度である。フィヨルドの幅は平均5kmほどであり、両岸は1000mを越える崖に囲まれている。

フィヨルド沿岸の町は、ボートなどによって結ばれている。主な町にはバレストランド、グドヴァンゲン、フロムなどがある。グドヴァンゲンはソグネ・フィヨルドの支流の一つであるネーロイ・フィヨルドに面しており、壮大な風景で知られている。フロムからは観光路線として有名なフロム線が走っている。この鉄道は20km離れたミュルダルに着くまでに864m上昇しており、世界一急な勾配とされている。

ベルゲンからミュルダールへ(ベルゲン鉄道)

8:40 ベルゲン発 (ベルゲン鉄道でミュルダールへ)

席は自由席。シーズンを少し過ぎているのと雨のためそれほど人は多くなかった(日本人は2、3組いた)。
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車内では朝食のサンドイッチを食べたりできた。

車窓から

10:46 ミュルダール(Myrdal)着
海抜867mのミュールダール駅で、フロム山岳鉄道に乗り換える。

列車を降りるとすぐにフロム鉄道がみえる。

ミュルダールからフロムへ(フロム鉄道)

10:55 ミュルダール発 (フロム鉄道でフロムへ)

フロム鉄道
標高約865mに位置するミュルダル駅からフィヨルド沿岸にあるフロム駅を結ぶ。急勾配の山間部を走り、風光明媚な景観を楽しむことのできる、ノルウェーの主要な観光名所となっている。

路線の長さは約20.2kmである。急勾配の山間部を走るために路線は曲がりくねっており、途中で20のトンネルを通過する。最大勾配はおよそ1:18 (55‰) である。全線の所要時間は約60分。最高40km/h。

フロム鉄道外観

フロム鉄道車内
すべて自由席。この日は混んでいないので余裕で席確保。レトロな内装で雰囲気がある。

フロム鉄道の車窓から
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ショ-スの滝
フロム鉄道のハイライト。ここで鉄道は10分停車し、乗客は皆ホームに降りて記念撮影。全長は93mだが、プラットホームから近いため滝の飛沫がかかるほどの迫力。

フロム鉄道の車窓から

11:50 フロム(Flåm)

フロム駅のすぐ隣がフロム港

クルーズまでは3時間とたっぷり時間がある。
天気がよければハイキングなどをする予定だったが、生憎の悪天候のためゆっくりランチなどで過ごすことに

フロム駅には観光案内所や大きなお土産屋さんがある。

お土産屋でマグネットなどのお土産を購入した。

贅沢な昼食を堪能

13:30 フレトハイムホテル(Fretheim Hotel)2Fのレストランでで昼食

お昼のピークを過ぎていたため客はほとんどいなかった。

少し贅沢に一通りのものをオーダー

スープはかなり量が多かった。

サーモンは今まで食べたことのない肉厚。やわらかくてジューシー

デザートもかなりのボリューム。生のフルーツがたっぷり使われていてものすごくフレッシュで美味しかった

◆ ◇ ◆ ◇ ◆

食事をしていると、下から日本人らしき笑い声が…。
日本人の団体ツアーが奥のセットされた席へ。すぐに料理がでてきてあっという間にいなくなっていた。滞在時間30分程。やはりツアーは効率がよい。

天気が回復する兆しは全くなし

フロムからへドヴァンゲン(フェリー)

15:00 船に乗り込む
すでに大勢の人が乗船していた。

15:30 フロム港を出港  (ドヴァンゲンまで2時間のクルーズ
風がビュンビュン寒さが応える。室内の席は「旅物語」のバッヂをつけた日本人の団体がばっちり確保していて満席。ツアー客は落ち着いた中年世代が多かった。

外のデッキにある椅子席に座ったが、途中から中国人団体で騒がしくなった。

残念な天気…。

雲や霧だらけ。

小さな町にはカラフルな家々

船長さんらかなりリラックス
 

寒くて外にずっとは居られないので、売店でホットドリンクを買ったりして過ごした。

たくさんの滝に遭遇

17:20 グドヴァンゲン(Gudvangen)到着

グドヴァンゲンからヴォスへ(バス)

17:45 グドヴァンゲン発  (バスでスタルハイム渓谷を経由してヴォスへ)

バスの中では熟睡してしまい記憶が全くない…。

19:00 ヴォス(Voss)

ヴォスからベルゲンへ(ベルゲン鉄道)

19:20 ヴォス発 (ベルゲン鉄道でベルゲンへ)

ベルゲン鉄道車内。行きに乗った電車より座席が広かった。

車内では熟睡…。

20:34 ベルゲン駅到着

外は真っ暗。雨が冷たかった...。

駅近くのスーパーに立ち寄りスープなど購入

21:30
帰り道にあった「Deli de Luca」というお店で夕食を買ってホテルへ

ショーケースに食べ物がたくさんあった。

レジに行列ができていて繁盛しているお店だった。

21:45 ホテル着
買ってきた夕食はどれも味が濃いめでイマイチ。買いすぎで半分も食べられず…。

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