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ポケトークWの口コミ・評判、実際に使ってみた感想や気になった点

海外旅行でポケトーク 音声翻訳機

新型ポケトークWの使い方、海外旅行で実際に使ってみた感想、使用するときのコツや注意点、ポケトークの世間での評判について徹底解説します!

この記事を読めばポケトークについてほぼ理解できると思います。

ポケトーク (POCKETALK)とは何か?

POCKETALK(ポケトーク)は小型音声翻訳機で、英語、中国語、韓国語、ロシア語、フランス語、タイ語、ベトナム語など74言語に対応しています。

双方向のコミュニケーションができるので、より深い会話ができ、旅行、ビジネス、語学学習など幅広く活用できます。

2017年に発売された初代ポケトークは予約殺到で買えないほど爆発的にヒットしましたが、使いやすさの点ではイマイチというデメリットがありました。

それを解決したのが、2018年に発売されたポケトークWです。明石家さんまさんが出演してるCMで一気に有名になりましたね。

2019年にはポケトークSが発売され、その後ポケトークSよりサイズの大きなポケトークS Plusが発売されました。

ポケトークS関連についは下記記事を参考にしてください。
>>ポケトークSのレビュー。ポケトークWとの違いを徹底比較!
>>ポケトークSを使ってみた感想・レビュー
>>POCKETALK S Plusのレビュー、使ってみた感想

本記事で紹介する内容は、ポケトークWについてです。

>>ポケトーク公式サイトはこちら

ポケトークはこんな人・こんな場面におすすめ!

  • 簡単な操作で使える高精度の翻訳機がほしい
  • 海外旅行・出張での外国人との会話、トラブル時の対応に
  • 外国人のお客様の対応に
  • 語学学習の補助として文法や発音のチェックに
  • 海外旅行が好きな両親・友人へのプレゼントとして

▼ポケトークで実際に会話をしている動画です(日本語は私、話し相手は中国人です。)

海外でスリに合った場合、保険の適用を受けるにはには現地警察で証明をもらう必要があります。英語ができないと警察とのやり取りに苦労しますが、ポケトークがあれば双方向の会話ができます。海外での緊急事態の際、ポケトークを持っていると安心です。

スマホの翻訳アプリとポケトークの違い・比較

「Google翻訳など優れた無料アプリがあるのに高額な翻訳機がなんで必要か?」と思うかもしれませんが、海外旅行中に翻訳アプリを使いこなすのはとても難しいのです。確かにGoogle翻訳の翻訳精度は高いですが、旅行先などで使いたいときにすぐに使えるかというとそうでもないのです。

私は実際にイタリア旅行のときに翻訳アプリで現地の人とコミュニケーションをとろうとしましたが、アプリの起動に時間がかかったり、周囲が騒がしかったりしてうまく使えませんでした。

ポケトークの翻訳作業はクラウド(インターネット)上で行われています。1つの翻訳エンジンのみを使うのではなく、世界中で使われている複数の翻訳エンジンの中から最適な翻訳エンジンが自動選択されます(Google翻訳が使われることもあります)。そのため高精度の翻訳ができるのです。

ポケトークが翻訳アプリより優れている点

  • 起動が速い(約1~3秒)
  • 人混みや騒がしい場所でも人の声を認識しやすい
  • バッテリーの持ち時間が長い(連続約6時間、待機状態で約5日間使える)

翻訳アプリは室内の静かな環境では便利ですが、いざ海外旅行で使おうと思ってもなかなかうまくいきません。ポケトークは翻訳に特化した機械なので、素早く起動し、騒がしい環境でもすぐに使えます

また、海外で知らない人にスマートフォンを利用させるのは、盗難のリスクなどもあって怖いです(特にiphoneは海外で狙われやすい)。ポケトークなら盗難リスクが低く、万一盗まれても、個人情報が流出したりするリスクがありません。

私がモロッコ旅行でポケトークを使ったレビューについては以下の記事に詳しく書きました。

>>ポケトーク公式サイトはこちら

ポケトークの使い方

使い方は非常に簡単です。ボタンを押しながら話すだけです。ボタンを離すと自動的に翻訳が始まります。

▼海外旅行でポケトークを使ったときの動画です(日本語は私で、相手はアラビア人のお土産屋のおじさん)

「ボタンを押した状態で話す」ということだけを覚えておけば翻訳ができるので、子供や年配者でも簡単に使いこなせます。

翻訳結果は音声だけでなく、ディスプレイ上に文字でも表示されます。会話の履歴は10,000件まで表示することもでき、履歴を再生することも可能です。
海外旅行でポケトーク

ポケトークの各種設定などについては以下の記事に書きました。

ポケトークの口コミ・評判

インターネット上での評判をみてみると、「ポケトーク役立った、最高!」という人もいれば、「ポケトーク使えない。」という人もいます。それぞれの評判を紹介します。

まずは、海外でポケトークが役だったという口コミ↓

続いては、「海外でポケトークあまり使えなかった」という意見↓

「通訳操作でもたもたして面倒…」というのは、おそらく旧型のポケトークですね。新型ポケトークはボタン押して話すだけなので、その点は改善されているはずです。

>>ポケトーク公式サイトはこちら

グローバルSIM通信は必要?通信料金は?

国内(自宅・店舗etc)のWifiがある環境で使うならポケトーク本体のみでも十分足りますが、海外で使うならグローバル通信付きを買ったほうがよいでしょう。

ポケトークはスマホなどからのテザリングでも使うことができます。もちろん、本体に直接SIMカードを入れて使うこともできます。

私は海外旅行でも使うので、グローバルSIM(2年)モデルを購入しました。グローバル通信付きを買えば、世界126の国と地域で使えます(月額利用料・通信費不要)。ただし、電波が弱い国もあります。

※現在発売されているポケトークはSIM通信付きのみです

実際に使ってみて分かった事実!(翻訳時間・精度・充電・使うコツ)

明石家さんまCMのようにサクサク翻訳できるか?

明石家さんまさんのCMだとポケトークがサクサクと翻訳しています。

これがさんまさんのポケトークCMです。

CMみたいにサクサクと翻訳できるのかと言うと、

安定したWifi環境だとサクサクいきます。CMと同じようにとてもはやい速度で翻訳します。なので、自宅で語学学習に活用するなどWifiのある環境では全くストレスなく使えます。

問題は内蔵グローバル通信の場合です。

内蔵グローバル通信の場合、環境によりサクサクいくときといかないときがあります。たいていは5秒以内で翻訳してくれますが、SIM環境がよくないとクルクルと考え中となり10秒位かかることもあります。

通信環境がよくないとサクサクとはいきませんが、それでも我慢できないほどではありません。海外旅行(モロッコ)で約10日間使ったときは、内蔵グローバルSIMでストレスなく使えました。

充電はどれくらいもつ?

フル充電して、観光で丸一日ポケトークを使ってみました。ポケトークで話した会話は合計50回位で、ずっと待機状態(スリープモード)にしていました。その日の夜に充電レベルを確認すると、残り68%となっていました。旅行時の使用であればかなりたくさん使ったとしても、丸1日は余裕です

公式サイト上の『よくあるお問い合わせ』には、
連続利用で約6時間使うことが可能です。(待機状態では約5日間)
と記載されています。

充電ケーブルを持っていれば外出先でも充電は可能なので、充電に関しては心配する必要はないでしょう。

相手に使ってもらうときにはコツが必要

ポケトークは使ったことのある人なら簡単に使いこなせますが、旅先などで話しかける相手(外国人)はポケトークを使うのが初めてです。そのため、相手がスムーズにポケトークで話すにはちょっとしたコツが必要です(そんなに難しくありません)。

翻訳ボタンを押して『ピロロッ』と音がなってから話し始めるのが正しい使い方ですが、ほとんどの人が、翻訳ボタンを押したらすぐに話し始めてしまいます。『ピロロッ』という音が鳴る前に話し始めると、翻訳が途中からになってしまいます。

この動画をみるとポケトークに話しかけるタイミングがわかります。

『ピロロッ』という音が出るまでの時間は通信環境によって異なります。Wifi環境だと1秒程度ですが、SIM環境だと3秒程度かかることもあります。上記の動画はSIMカードで通信しています。

解決策としては、

相手が話してよいタイミングになったら「OK」という合図をだして話してもらう。

この方法だとかなりの確率でうまくいきます。最初うまくいかなくても、何度かやるうちに相手もコツがつかめて、うまくいくようになります。

追記:ポケトークのアップデートにより上記の問題は解消しました。現在は翻訳ボタンを押してすぐにポケトークに話しかけても大丈夫です。

実際に使ってみて感じた翻訳精度は?

ポケトークは翻訳精度がかなり高いので、ポケトークに正しく話しかけることができれば、意思疎通ができるレベルの会話が成立します。私は、英語・フランス語・アラビア語で外国人と会話をしましたが、意思疎通ができるレベルで使えました。

しかし、ポケトークは完璧ではありません。とんでもない変な翻訳をすることがあります。が、その誤訳がとても面白かったりするので、それをネタに楽しめることも多いです(笑)。

例えばこんな感じ↓
ポケトーク精度

「日本では清掃(せいそう)に人を雇うということがあまりありません。」と日本語で言ったのですが、その翻訳をきいた外国人が笑い出しました。すぐに翻訳がおかしいと感じて画面を確認してみると、『清掃』が『正装(せいそう)』となっており、トンチンカンな訳になってしまいました。

おかしな訳になった場合は、今回の例のように翻訳前の言語がポケトークに正しく伝わっていないことが多いので、画面をみておかしければ言い直すことで解決できます。今回の場合は、「清掃(せいそう)」が同じ発音の「正装」となってしまったので、「清掃」を「掃除(そうじ)」に言い換えたらうまくいきいました。

▼清掃(せいそう)を掃除(そうじ)に言い換えたら正しく翻訳された
ポケトーク精度

ワイド延長サービスはつけたほうがよい?

ポケトークは公式サイトで購入すると「ワイド延長保証」という通常のメーカー保証よりも手厚いサポートが受けられます。

通常のメーカー保証は自然故障のみで6か月ですが、ワイド延長保証をつけると水没や落下などの事故による端末の破損も保証対象となり保証期間も3年間と長くなります。

  • 保証期間:「12ヶ月」を「36ヶ月」に延長
  • 保証範囲:「自然故障のみ」を「落下や水没」まで拡大

料金は3年間で2,980円なので、いざというときのためにワイド延長保証をつけておけば安心です。私もワイド延長保証をつけました。

ポケトークのまとめ

メリット

  • 双方向の翻訳ができる(二者でお互いに会話できる)
  • 瞬時に翻訳する(約1秒)
  • 翻訳精度が高くて、長文翻訳ができる
  • 騒がしい場所でも使える
  • 設定なしですぐ使える

デメリット

  • 端末料金がやや高い 値下げされました
  • おかしな翻訳をすることがある

ポケトークWの価格は発売当初は3万円近くしましたが、ポケトークS発売により1万円位値下げになり、2021年2月にはさらに値下げされて9,900円となりました。

アップデートによりこの記事を書いた頃より性能も上がっているので、現在の価格なら間違いなくお買い得です!

Amazonや家電量販店でも基本的に値引きはしておらず、どこで買ってもほぼ同じ値段です。

ソースネクストの公式サイトで買うと10%ポイント還元 の『ソースネクストeポイント』がたまるので、公式サイトで買うのがお得です。
※ソースネクストeポイントはアマゾンギフト券などに交換ができます

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ポケトークを海外旅行に持っていく場合はレンタルもできますが、ポケトークWの価格がかなり下がったので、購入してしまってもよいと思います。

コメント

  1. 神立 幸雄 より:

    初期設定しようとしているうちにすべて英語表示になってしまいました。最初の設定に戻しことはできるでしょうか?。

    再初期設定方法宜しく井願いします。

    • トラベル(管理人) より:

      神立様、コメントありがとうございます。

      設定画面の一番下に「リセット(Reset)」があります。リセットをおすと「工場出荷時に戻す(Restore factory stting)」がありますので、それを押せば購入時の状態に戻ると思います。

      言語設定を日本語に直すだけでしたら、設定画面の上から5番目にある「System Language」をおして「日本語」を選べば日本語に戻ると思います。

      私も機械にはそれほど強くないので詳しくはお答えできず申し訳ありません。解決できないようでしたら、ソースネクスト社のカスタマーサポートへ問い合わせてみるのがよろしいかと思います。

      POCKETALK(ポケトーク)の問い合わせ先
      https://www.sourcenext.com/support/qa/?faq=PK-09153

      <電話窓口>
      電話番号:0570-000-762
      (IP電話等の場合 03-3570-5688)
      営業時間:10:00-18:00(年中無休)

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